スポーツ

SB松坂の再生役 指導者に名投手が集結して「船頭だらけ」に

 2月1日、プロ野球12球団が一斉にキャンプインしたが、ソフトバンクでは3指導者による「バトル」が起きそうだ。

 ソフトバンクは工藤公康新監督のもと日本一連覇を狙い、メジャー帰りの松坂大輔を補強した。

 とはいえ、メジャーで燻っていた“元怪物”が活躍できるかは未知数だ。再生役となる投手コーチの責任は重いが、今年のソフトバンクにはかつての名投手が指導者として集結して“船頭”だらけになっている。

 まずは200勝投手で「理論派」の工藤監督。そして投手コーチには佐藤義則氏と吉井理人氏がいる。

 佐藤コーチはダルビッシュ有と田中将大を育て上げた名伯楽で、吉井コーチも日本ハムの黄金時代を築いた実績がある。

「問題は誰が松坂を再生するか。それぞれが一家言あるだけに、意見が合わなかった時が危険。

 当面は現場担当の吉井コーチが松坂を見ることになりそうですが、そもそも松坂が復活できない可能性があるだけに、功名争いが責任のなすり合いになるかもしれない」(ソフトバンク番記者)

 松坂には王貞治会長が「絶対やってくれる」と大きな期待をかけているだけにプレッシャーがかかる。

※週刊ポスト2015年2月13日号

関連記事

トピックス

元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
日本テレビの杉野真実アナウンサー(本人のインスタグラムより)
【凄いリップサービス】森喜朗元総理が日テレ人気女子アナの結婚披露宴で大放言「ずいぶん政治家も紹介した」
NEWSポストセブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
伊勢ヶ濱部屋に転籍した元白鵬の宮城野親方
元・白鵬の宮城野部屋を伊勢ヶ濱部屋が“吸収”で何が起きる? 二子山部屋の元おかみ・藤田紀子さんが語る「ちゃんこ」「力士が寝る場所」の意外な変化
NEWSポストセブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
《家族と歩んだ優しき元横綱》曙太郎さん、人生最大の転機は格闘家転身ではなく、結婚だった 今際の言葉は妻への「アイラブユー」
女性セブン
今年の1月に50歳を迎えた高橋由美子
《高橋由美子が“抱えられて大泥酔”した歌舞伎町の夜》元正統派アイドルがしなだれ「はしご酒場放浪11時間」介抱する男
NEWSポストセブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
STAP細胞騒動から10年
【全文公開】STAP細胞騒動の小保方晴子さん、昨年ひそかに結婚していた お相手は同い年の「最大の理解者」
女性セブン
逮捕された十枝内容疑者
《青森県七戸町で死体遺棄》愛車は「赤いチェイサー」逮捕の運送会社代表、親戚で愛人関係にある女性らと元従業員を……近隣住民が感じた「殺意」
NEWSポストセブン