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月9『ようこそ、わが家へ』原作との違い比較すると楽しさup

〈今クールでいちばん面白い〉〈早く次回を見たい〉〈月9っぽくなくて新鮮〉

 インターネット上をはじめ、各方面からそんな絶賛の声が上がっているのが『ようこそ、わが家へ』(フジテレビ系)。第3話以降、物語はさらなる急展開を迎えそうだが、原作と読み比べるとおもしろさ倍増!

 原作は2011年に『下町ロケット』で直木賞を受賞し、『半沢直樹』や『ルーズヴェルト・ゲーム』などの社会派作品を多数もつ池井戸潤氏の同名小説で、現在、文庫は68万部を超えるベストセラーだ。

 原作では、電子部品会社に出向中の銀行員・倉田太一が、ある日駅で割り込みをした男性を注意したところ、その日を境に自宅前の花壇を荒らされたり車にキズを付けるといった嫌がらせを受けるようになる。一方、会社では大がかりな不正取引が発覚し、公私ともに騒動に巻き込まれていくストーリーだ。ここでは、ドラマの最新の現場秘話も紹介しよう。

 ドラマの主演が相葉雅紀(32才)と発表されたとき、頭に“?”マークを浮かべた原作ファンも多かった。

 というのも、原作の主人公は50代のサラリーマンで、ドラマでは寺尾聰(67才)が演じる倉田太一。そもそも駅でトラブルにあい、帰宅途中に追いかけ回されるのも、相葉が演じる健太ではなく父親の太一なのだ。

 ストーカーを撃退するために駅で待ち伏せしたり、居留守を使って犯人をおびき出そうと提案するなど、原作の健太は勇敢で頼れる存在。

 しかし、ドラマの健太は“事なかれ主義”。そんな健太に代わって事件解決に切りこんでいくのは、雑誌ライター・神取明日香役の沢尻エリカ(29才)だ。

「健太を気弱な設定にしてしまったため、犯人を撃退しようと意気込む存在がいなくなってしまったんです。そのため、原作には出てこない明日香を登場させて、犯人捜しのキーマンにしています」(テレビ局関係者)

 ちなみに、有村架純(22才)が演じる健太の妹・七菜の元カレで、ストーカー気質のある辻本正輝(ジャニーズWEST・藤井流星、21才)もドラマのオリジナルキャラ。

〈明日香が勤めてる編集部のセットがすごく面白くて。おもちゃ箱をひっくり返したみたい〉

 相葉との雑誌の対談で、そう話していた沢尻。明日香は、円タウン出版社の高円寺スタイルという雑誌の編集部で働いている。編集部の玄関前には編集長の蟹江(佐藤二朗、45才)の顔を模した人形が飾られており、それを見た相葉は「スゲー似てる!」と大笑いだったという。

「セットだけじゃなく、撮影現場ではいつも冗談が飛び交ってます。相葉さんと沢尻さんと佐藤さんが熟女パブに行くシーンでは、別のシーンの撮影のために来ていた竹中直人さん(59才)が一般客を装って乱入。相葉さんも竹中さんに乗っかって、“止めて!”って叫んでいて大盛り上がりでした」(別のテレビ局関係者)

 嵐が歌う『青空の下、キミのとなり』に乗せたエンドロールを眺めていると現れる “ニット帽の男”のクレジットとバラバラに崩れた漢字の部位。番組を録画した人の中には、すべて書き出して正体が誰なのか推理した人もいたが、答えにはたどりつけなかったようで、「漢字は意味のない不規則なもの」ともっぱらの噂だが、真相は…。

※女性セブン2015年5月7日号

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