芸能

「ど根性ガエル」 松ケンを主演にするためひろしを30才に設定

 7月11日スタートの日本テレビ系ドラマ『ど根性ガエル』(毎週土曜日21時~)は、1970年代に大ヒットしたギャグ漫画のドラマ化だ。。

 プロデューサーの河野英裕さんは、『妖怪人間ベム』(2011年)や、漫画の登場人物が現実世界に飛び出してくる『泣くな、はらちゃん』(2013年)など、人間以外が主人公のドラマを作ってきた。

「人間ではないものを通して人間社会を見る、そういう世界が好きなんです。今回、放送時間である土曜の夜にも、日常と離れたファンタジーを楽しんでほしいという思いがありました。そうしたことなどから『ど根性ガエル』の実写化を決めました」

『ど根性ガエル』は、カエルのピョン吉が中学2年生のひろしのTシャツに貼りつき、「平面ガエル」として生きていくギャグ漫画。アニメ化もされ大ヒットとなった。

 30才になったひろし(松山ケンイチ)とピョン吉(満島ひかり)の友情と成長を描く。ダメ男のひろしは、ピョン吉や母ちゃん(薬師丸ひろ子)に怒られてばかり。離婚して実家に戻った京子ちゃん(前田敦子)にも失望される。そんなある日、ピョン吉に異変が起こる。今回は完全オリジナルストーリー。ドラマでは、ひろしは無職の30才という設定だ。

「どうしても松山ケンイチくん主演でやりたかったので、大人になるしかないなと(笑い)。子供の頃にTシャツに貼りついて、そのまま大人になったという設定にしました。貼りつく場面から描くと、いろいろ説明する必要が出てきてしまう。

 すでに貼りついていれば、それが日常だから、説明する必要はない。人間ドラマを重点的に描くことができます。やっぱり家族みなさんが見て楽しめる人間ドラマを作りたかった」(河野さん)

 ピョン吉の声を担当する満島ひかり(29才)にも注目だ。

※女性セブン2015年7月23日号

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