実際に『アラジン』を観劇してショックを受けたという


芋洗坂:70点くらい。受かる望みもあるかなと思いつつ、受かってしまったら、とんでもないプレッシャーだなとも思いました。ブロードウェイのジーニーをYouTubeで見るとすごい迫力だし、全世界に先駆けて『アラジン』が日本に来て、世界中の注目を浴びるわけじゃないですか。ここのステージに立つには、自分には荷が重いなと思いました。

――残念ながら落選してしまいますが、結果をどう受け止めましたか?

芋洗坂:すごく複雑な気持ちでした。落ちてしまったガッカリはもちろんあったけども、世界から注目されてしまうプレッシャーに潰されずに済んでよかったなという、ホッとした気持ち。でもやっぱり、受けたからには出たかったんですけどね。じゃあどれぐらいすごいジーニーが実際に舞台に上がるのか楽しみにしてやろうって。ぼくに勝ったジーニーは、どんな人なんだろうという気持ちもありながら(笑い)。

――ワインボトルを3本空けて、ヤケ酒された写真をブログで公開していましたね。

芋洗坂:実は、1人で飲んだんじゃないんですけどね(笑い)。その晩、友達に飲みに誘われたんです。ちょうどボジョレーが解禁して間もなかったので、今日はヤケ酒だよって。実際ぼくが飲んだのは、ワイン1本と、焼酎を半本くらいですね。酒は好きなんです。

――『アラジン』を見に行ったそうですが、ジーニーはどうでしたか?

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