芸能

アニメ声金田朋子ほか声芸タレント バラエティーで重宝の理由 

甲高いアニメ声で話題の金田朋子(所属事務所HPから)

 声優の金田朋子をはじめ、声がユニークなタレントがテレビで活躍している。古くからバラエティー番組には声芸タレントというのは欠かせない存在だ。彼らがテレビ界で重宝される理由はどこにあるのか? テレビ解説者の木村隆志さんが分析する。

 * * *
 声優・金田朋子の姿をバラエティー番組で見る機会が増えています。人気の秘けつは、もちろん「一度聞いたら忘れない」声の面白さに違いないのですが、それが、無類の明るさ、突拍子もないコメント、10才年下夫とのエピソードなどと見事にシンクロしていることも大きいでしょう。

 言わば“変な声”を軸に据えた“声芸”を武器にしているのですが、それは金田に限った話ではなく、バラエティー番組では常に重宝されてきました。かつての山瀬まみ、吉川ひなの、ピンクの電話・清水よし子。2000年代に入ってからは、安田大サーカス・クロちゃん、小倉優子、芹那、ふなっしー。今年に入ってからも、超ロリ声の私立恵比寿中学・廣田あいかや、ほとんど聞き取れないガサガサ声のプロレスラー・本間朋晃、天龍源一郎ら、変な声のタレントがバラエティー番組を盛り上げています。

 そんな声芸タレントが重宝されている理由は2つ。1つ目は、「変な声=変な人(面白い人)だろう」というイメージ。心理学に「人の評価は、ある特徴的な一面に影響されやすく、他の側面も同じように感じやすい」ハロー効果という言葉があります。

 視聴者は、声芸タレントの声を聞いた瞬間、「変な声=変な人(面白い人)」という期待感を抱き、「何を言っても、何をやっても面白い」といわゆるツボに入った状態になりやすいのです。また、金田のように声の個性が強いほど、初めて聞いたときのインパクトが持続しやすく、視聴者に飽きられるまでバラエティー番組に出続けることができます。そのパターンは“変な声”と“変なヘアメイク”の違いこそありますが、「変なヘアメイク=変な人(面白い人)だろう」のイメージがあるオネエタレントと似ているかもしれません。

トピックス

真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
優勝11回を果たした曙太郎さん(時事通信フォト)
故・曙太郎さん 史上初の外国出身横綱が角界を去った真相 「結婚で生じた後援会との亀裂」と「“高砂”襲名案への猛反対」
週刊ポスト
伊藤沙莉は商店街でも顔を知られた人物だったという(写真/AFP=時事)
【芸歴20年で掴んだ朝ドラ主演】伊藤沙莉、不遇のバイト時代に都内商店街で見せていた“苦悩の表情”と、そこで覚えた“大人の味”
週刊ポスト
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
大谷翔平
大谷翔平、ハワイの25億円別荘購入に心配の声多数 “お金がらみ”で繰り返される「水原容疑者の悪しき影響」
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
韓国2泊3日プチ整形&エステ旅をレポート
【韓国2泊3日プチ整形&エステ旅】54才主婦が体験「たるみ、しわ、ほうれい線」肌トラブルは解消されたのか
女性セブン