国内

小栗旬が会費拒否の町内会「地域の事情ふまえるべき」と専門家

町内会費問題には賛否両論が

 小栗旬・山田優夫妻が、町内会費を巡るご近所トラブルに巻き込まれている。『週刊ポスト1月15日/22日号』によると、小栗一家は、都内に2億円ともいわれる一戸建てと、その目と鼻の先に約2億円のマンションを所有し、家族3人で暮らしている。

 この地域の町内会役員が、一戸建てから出てきた山田に町内会の案内をしたところ、彼女は「この家は仕事場で、近くのマンションが自宅なんです。町内会費はマンションの管理費に含まれているので、こちらでは支払う必要がないと、主人から聞いております」と説明。

 しかし別の町内会役員によれば、その小栗・山田夫妻のマンション住人は誰も町内会に入っておらず、管理費で町内会費を徴収していないという。ちなみにこの地域の町内会費は年間2400円で、町内の一戸建ての約8割が加入。会費は防犯・防災訓練や敬老会、子供たちの音楽会などに使われるそうだ。

 年間2400円くらい払えばいいじゃないかといった意見もあるが、任意で加入する町内会なのだから会費を払わないことで批判されるのもおかしいのではないかとの声もあがっている。

 そもそも町内会は、いろいろな血縁につながる人びとが同じ場所で暮らすようになって取り入れられた地縁による組織で、生活の必要から生まれてくる関係。防犯、防災、環境美化など、安心・安全・快適な生活の維持のためにできてくるもの。

『“町内会”は義務ですか?』(小学館刊)の著者・紙屋高雪氏は「町内会は任意団体なので、加入を強制することはできない」という。

「会費を支払うべきか支払わなくてもいいのかを最高裁まで争った裁判があり、2005年に最高裁で“任意団体なので加入しなければ会費を払わなくてもいい”という判決が出たんです。つまりこの判決で、町内会は全員加入が前提ではないということがはっきりしたといえます。マンションは独自の自治会があり、マンション全体で加入することが前提になっていることが多いので、分譲でも賃貸でも契約書を再度確認してみるといいですよ」(紙屋氏)

 町内会費は、会の行事や親睦のための費用、子供会や消防団などへの補助、集会施設の管理費などをまかなう。

 名古屋大学の中田實名誉教授は「町内会費は活動の程度と会員世帯数で違うけれど、年間3000円から1万2000円前後でしょうか」と説明する。

「高いといわれている地域では、年2万~3万円のところがあります。農村部では、集会所や墓地の管理、私道や用水路の維持など、自前でしなければならない仕事が多くあります。そして仕事が多いわりには世帯数が少ないので、どうしても負担が大きくなります」(中田名誉教授)

 加入率については把握していない自治体もあるため正確な数字はないが、内閣府のモニター調査(2002年)では89%。一般に、都心部では低く、単身者や外国人居住者が多い地区では50%を切るところもあるという。

関連記事

トピックス

本来であれば、このオフは完成した別荘で過ごせるはずだった大谷翔平(写真/アフロ)
《大谷翔平のハワイ訴訟問題》原告は徹底抗戦、大谷サイドの棄却申し立てに証拠開示を要求 大谷の“ギャラなどの契約内容”“資産運用の内幕”が晒される可能性も浮上 
女性セブン
表舞台から姿を消して約1年が経つ中居正広
《キャップ脱いだ白髪交じりの黒髪に…》「引退」語った中居正広氏、水面下で応じていた滝沢秀明氏からの“特別オファー” 
NEWSポストセブン
菅直人・元首相(時事通信)
《認知症公表の菅直人・元総理の現在》「俺は全然変わってないんだよ」本人が語った“現在の生活” 昼から瓶ビール、夜は夫婦で芋焼酎4合の生活「お酒が飲める病気でよかった」
NEWSポストセブン
弾圧されるウイグルの人々(日本ウイグル協会提供)
【中国・ウイグル問題】「子宮内避妊具を装着」「強制的に卵管を縛る…」中国共産党が推進する同化政策・強制不妊の実態とは…日本ウイグル協会・会長が訴え
NEWSポストセブン
大場克則さん(61)(撮影/山口比佐夫)
《JC・JK流行語大賞は61歳》SNSでバズる“江戸走り”大場さんの正体は、元大手企業勤務の“ガチ技術者”だった
NEWSポストセブン
中村獅童と竹内結子さん(時事通信フォト)
《一日として忘れたことはありません》中村獅童、歌舞伎役者にならなかった「竹内結子さんとの愛息」への想い【博多座で親子共演】
NEWSポストセブン
週末にA子さんのマンションに通う垂秀夫氏
垂秀夫・前駐中国大使が中国出身女性と“二重生活”疑惑 女性は「ただの友達」と説明も、子供を含む3ショット写真が本物であることは否定せず 現役外交官時代からの関係か
週刊ポスト
青木淳子被告(66)が日記に綴っていたという齋藤受刑者(52)との夜の情事を語ったのはなぜなのか
《不倫情事日記を法廷で読み上げ》「今日は恥ずかしいです」共謀男性社長(52)との愛人関係をあえて主張した青木淳子被告(66)が見せていた“羞恥の表情”【住職練炭殺人・懲役25年】
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長も流出の被害にあった過去が(時事通信フォト)
《六代目山口組・司忍組長の誕生日会》かつては「ご祝儀1億円」の時代も…元“極道の妻”が語る代替わりのXデー 
鵠祥堂の代表・齋藤受刑者(右)と役員・青木被告が共謀した(Xより)
〈ベットで抱き合って、お尻にキス〉住職を練炭で殺害した青木淳子被告(66)が共謀の会社代表男性(52)との“不倫情事日記”を法廷で読み上げた“意外なワケ”【懲役25年】
NEWSポストセブン
ドイツ女子ボブスレー代表選手のリザ(インスタグラムより)
【ミラノ五輪の裏事情】「遠征費のために…」女子金メダリストが“ポルノ”SNSで資金調達で波紋「同ケース相次ぐ」 
NEWSポストセブン
大谷の2026年シーズンが始まった(時事通信/Aflo)
《半袖&短パンでエグい二の腕があらわに》大谷翔平が自主トレ初日に見せたムキムキボディー、注目される“真美子さんのアリゾナ入り”…メジャーでは「家族と共にキャンプイン」も一般的
NEWSポストセブン