芸能

長澤まさみがスケスケ衣装で登場 「今度は下半身も」の期待も

スケスケ衣装で登場した長澤まさみ

 2015年末に行われた、第28回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞の表彰式。約600人の映画関係者が集まる中、主演女優賞は7年ぶり2度目となる綾瀬はるか(30)が受賞した。綾瀬が主役を演じた四姉妹の物語『海街diary』からは、長女役の綾瀬だけでなく、次女役の長澤まさみ(28)が助演女優賞を、末っ子役の広瀬すず(17)が新人賞を受賞している。

 主演男優賞は、『悼む人』と『きみはいい子』の2作品で主演した高良健吾(28)が初の栄誉に輝いた。

 綾瀬は受賞の挨拶で「最初、監督(是枝裕和)の脚本をいただいた時は、うん、難しいなと思いました。ですが、自分とはかけ離れた役だと思っていたんですけど、撮影をしていく中で、“あ、こういうところ、私にもあったな”ということをすごく気づかされて、新たな発見になる、スタートになる作品なのかなって思いました」と語った。

 長澤は、「私が演じた次女は、お姉ちゃん、そして妹たちがいなかったら演じられなかった役だと思っています。この映画を一緒に作った人たちのお陰でこの賞がいただけたと思っています。これからも息の長い女優さんになれるように頑張っていきたいと思います」と今後の抱負も含めて挨拶。

 プレゼンターとして登場したリリー・フランキー(52)は、長澤のスケスケ衣装に着目し、「いい女の落ち着いた映画なのに、なんかちょっとエッチな映画を観た気がするな…というのは、やっぱ長澤さんの力量。重要なことなのに形になりにくいものをちゃんと評価してくれた審査員の皆さまの目の高さ、そして、何より今日の衣装がすばらしい。来年は下半身もシースルーでいきましょう!」と語り、長澤はじめ会場を笑いで包んだ。

 また、新人賞の広瀬のプレゼンターには能年玲奈(22)が登場し、こちらも多くのフラッシュを浴びていた。

 広瀬は、「今日この舞台に、女優としても、女性としても尊敬するお姉ちゃんたちと立てたことが幸せです。皆さんにかわいがってもらって、役も最初で最後じゃないかなと思うくらい運命を感じる役でした」とコメント。

 撮影終了後には、三女役の夏帆(24)から洋服のおさがりを紙袋に2袋くらいもらって現場に着ていった…というエピソードなどを明かし、「自分が、浅野すずとしていられたことと、家族になれたことが、毎日嬉しいなと思う日々でした」と嬉しそうに語った。

 その他、作品賞は『ソロモンの偽証』(成島出監督)、監督賞は『日本のいちばん長い日』の原田真人監督(66)、助演男優賞は同じく『日本のいちばん長い日』の本木雅弘(50)が受賞した。

 外国作品賞は、デミアン・チャゼル監督の『セッション』、ファン大賞は『ジョーカー・ゲーム』、石原裕次郎賞は、『日本のいちばん長い日』、特別功労賞は映画評論家の故品田雄吉さん(享年84)が受賞した。

撮影■高柳茂

関連記事

トピックス

小島瑠璃子(時事通信フォト)
《亡き夫の“遺産”と向き合う》小島瑠璃子、サウナ事業を継ぎながら歩む「女性社長」「母」としての道…芸能界復帰にも“後ろ向きではない”との証言も
NEWSポストセブン
会見で出場辞退を発表した広陵高校・堀正和校長
《海外でも”いじめスキャンダル”と波紋》広陵高校「説明会で質問なし」に見え隠れする「進路問題」 ”監督の思し召し”が進学先まで左右する強豪校の実態「有力大学の推薦枠は完全な椅子取りゲーム」 
NEWSポストセブン
起訴に関する言及を拒否した大谷翔平(写真/アフロ)
大谷翔平、ハワイ高級リゾート開発を巡って訴えられる 通訳の次は代理人…サポートするはずの人物による“裏切りの連鎖” 
女性セブン
日本体操協会・新体操部門の強化本部長、村田由香里氏(時事通信フォト)
新体操フェアリージャパンのパワハラ問題 日本体操協会「第三者機関による評価報告」が“非公表”の不可解 スポーツ庁も「一般論として外部への公表をするよう示してきた」と指摘
NEWSポストセブン
スキンヘッドで裸芸を得意とした井手らっきょさん
《僕、今は1人です》熊本移住7年の井手らっきょ(65)、長年連れ添った年上妻との離婚を告白「このまま何かあったら…」就寝時に不安になることも
NEWSポストセブン
暴力問題で甲子園出場を辞退した広陵高校の中井哲之監督と会見を開いた堀正和校長
《広陵高校、暴力問題で甲子園出場辞退》高校野球でのトラブル報告は「年間1000件以上」でも高野連は“あくまで受け身” 処分に消極的な体質が招いた最悪の結果 
女性セブン
代理人・バレロ氏(右)には大谷翔平も信頼を寄せている(時事通信フォト)
大谷翔平が巻き込まれた「豪華ハワイ別荘」訴訟トラブル ビッグビジネスに走る代理人・バレロ氏の“魂胆”と大谷が“絶大なる信頼”を置く理由
週刊ポスト
お仏壇のはせがわ2代目しあわせ少女の
《おててのシワとシワを合わせて、な~む~》当時5歳の少女本人が明かしたCM出演オーディションを受けた意外な理由、思春期には「“仏壇”というあだ名で冷やかされ…」
NEWSポストセブン
広陵野球部・中井哲之監督
【広陵野球部・被害生徒の父親が告発】「その言葉に耐えられず自主退学を決めました」中井監督から投げかけられた“最もショックな言葉” 高校側は「事実であるとは把握しておりません」と回答
週刊ポスト
薬物で何度も刑務所の中に入った田代まさし氏(68)
《志村けんさんのアドバイスも…》覚醒剤で逮捕5回の田代まさし氏、師匠・志村さんの努力によぎった絶望と「薬に近づいた瞬間」
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《ずっと若いママになりたかった》子ども好きだった中山美穂さん、元社長が明かした「反対押し切り意思貫いた結婚と愛息との別れ」
週刊ポスト
「週刊ポスト」本日発売! 「石破おろし」の裏金議員「入閣リスト」入手!ほか
「週刊ポスト」本日発売! 「石破おろし」の裏金議員「入閣リスト」入手!ほか
NEWSポストセブン