◆加齢対策グッズの使用が不倫開始の合図になる

 身だしなみやエチケットを気にしだすのも、大きなバレ要因。とくに不倫を始めた直後は、加齢に抵抗するグッズを持ち始める傾向があるという。

「不倫関係に発展して間もないため、相手に悪い印象を持たれたくはない。そこで口臭を気にして、フリスクなどのタブレット菓子を持ち歩くようになったり、歯間ブラシを携帯し始めるんです。妻からしてみたら、“何を今更”と不自然に思うのです」

 誕生日やバレンタインを境に財布や名刺入れが新しくなったり、ネクタイやワイシャツが増えれば、当然のように疑われる。不倫相手からのプレゼントは持ち帰らないようにすべきだ。

 目に見える変化だけでなく、音楽や食の好みが不倫相手の影響で変わるなど、内面の変化から怪しまれるケースもある。

◆娘が嗅ぎわける“柔軟剤の香り”に注意

 目を光らせているのは妻だけではない。子供たちも、父親の変化には敏感だという。

「娘さんが父親の異変にいち早く気付き、バレるケースは珍しくないんです。とくに思春期だと匂いに敏感で、衣類に付いたかすかな変化も逃さない。ある男性は不倫相手が洗ったシャツを着ていて、柔軟剤の違いに娘が反応。“パパ、○○(柔軟剤の名前)のいい匂いがするね”と家で使用するのとは違う柔軟剤の名前をあげられ、妻が察知して修羅場に発展したというケースもありました」

 安心、安全に不倫を楽しむためには並々ならぬ想像力と注意力が必要だ。

※週刊ポスト2016年2月26日号

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