「これがかなりの量で、何か月分もあったように記憶しています。初めは高級時計が入っている箱に入れて、東京ドームの自分のロッカーの棚の奥に置いてあったんですが、怖くなってしまった。それで食品などを密封して保存できる容器に入れて、東京ドームのバックスクリーン奥の男子トイレに隠したんです。ほとんど人が立ち入らないような場所で、ここに隠しておけば安心だと思いました。

 小便をする便器の上の方にパイプがあって、その裏側に、シャブが入った袋をティッシュで包んで隠しておいた。掃除係の人も見ないような場所だし、もし見つかっても誰が置いたのかわからない。確か4月末か5月初めでした。

 それで清原さんに『シャブ(覚醒剤)がありますよ』と勧めました。外国人選手が(グリーニーの代用品として)コーヒーに入れて飲んでいることを話し、『やってみます?』と飲ませてあげました。

 最初は耳かき3杯分くらいを入れたと思います。すると広島市民球場でしたが、清原さんは3試合連続でホームランを打ったんです(1998年5月29日~31日)。『こりゃエエな。最高や。ハイになってしもたわ』と上機嫌だったのを覚えています。

 その頃から頼まれると隠し場所に行って、少しずつ取ってくるということをしました。やはり危険だと感じたので、ずっとそこに置いておくわけではなく、ロッカーに戻したり、ホテルに持ち帰って金庫に入れておいたりもしました。そしてホテルで小袋に分けたり、市販のカプセルに詰め込んだりして、少しずつ手渡せるようにしました」

※週刊ポスト2016年3月4日号

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