──昨日、一緒にいた男性が彼氏ですか?
「え! いやあの、そういうわけではないです」
───お友達?
「はい……昨日は食事に行っただけです」
──うたのおねえさんは恋愛禁止ですよね?
「それは代によって違うんです。私は特に言われておりません。でも、常識で考えて、子供たちに悪い影響を与えることはしないようにしています」
──昨夜、キスしているところを目撃してしまったんです。
「あぁ……あの、今後は結婚とかも考えていて、それで卒業ということにはなったのですが……特に今すぐというわけでは……。ちゃんとお答えできなくて申し訳ありません。普段はうたのおねえさんとして全て決められたことしか話してこなかったので、こういう取材で話すのは難しいです。ごめんなさい」
そういうと記者にペコリと頭を下げて去っていった。NHKに問い合わせたが、「出演者のプライベートについて、特にコメントはありません」というのみだった。
濃厚キスシーンは子供たちには見せられないが、恋人に愛情を注ぐ姿はどこにでもいる20代の女性。ほんの1か月ばかり“フライング”したからといって、イメージを壊すなんて批判は野暮というものだ。長きにわたって幼児教育に献身してくれたたくみおねえさんの卒業後の幸せを、お祈りしています。
※週刊ポスト2016年3月11日号