芸能

波乱の人生送った小泉元総理の元妻 講演後に感動で泣く人も

離ればなれになった三兄弟も晴れて再会

 小泉純一郎元総理(74才)の元妻である宮本佳代子さん(60才)は、これまでほとんど表舞台に上がることはなかった。しかし、昨年11月には不動産業界団体「日本賃貸住宅管理協会」が開催したフォーラムの「レディース委員会全国パーティ」で講演を行ったほか、健康情報誌『いきいき』4月号(3月10日発売)でのインタビューを受けるなど、彼女はその半生や3人の息子たちへの思いを語リ始めている。

 佳代子さんは青山学院大学在学中の1978年に純一郎氏と結婚。その年に長男・孝太郎、1981年に次男・進次郎氏が生まれた。しかし、1982年9月、純一郎氏と佳代子さんは離婚。当時妊娠6か月、お腹の中には三男・佳長さんがいた。

 佳代子さんは長男と次男を残して小泉家を離れ、実家のある鎌倉でひとり、佳長さんを出産。長男、次男の親権は小泉家が持ち、三男の親権は調停の結果、佳代子さんが得た。

 それから、佳代子さんは長男や次男と会うことはなく、純一郎氏も三男と会うことはなかった。しかし、2008年に純一郎氏が政界を引退し、後継者に進次郎氏を指名したことで、母子の節目が変わった。

「この時、進次郎さんは“家のことは任せた。お前たち3人は兄弟だから仲よくすればいい”と純一郎さんから告げられ、生き別れ状態の佳長さんと初めて連絡を取って食事会を催しました。それから孝太郎さんも交えて兄弟3人でちょくちょく会うようになりました」(小泉家の知人)

 その後の雪解けは早かった。2010年末には東京・赤坂のレストランで純一郎氏と3人の息子が並んで食事する模様を女性セブンが伝えている。そして迎えた2013年11月、佳長さんが結婚。式場のホテルオークラには小泉家全員の姿があったという。

「式には純一郎さんと孝太郎さん、進次郎さんも出席し、5人全員が揃いました。佳代子さんにとって30年ぶりとなる元夫と息子たちとの公の場での再会でした。佳長さんを身ごもってからの半生を思い起こした佳代子さんは、目の前に広がる光景に万感の表情でした」(宮本家関係者)

 佳代子さんは長年の空白を埋めるように息子たちと会話を交わした。三男も結婚で独立し、現在佳代子さんは鎌倉でひとり暮らしを送っている。

「とはいっても、まだ現役バリバリのキャリアウーマン。“孫を楽しみに”という感じではありません(笑い)。孝太郎さんや進次郞さんの結婚についてもよく聞かれるそうですが“本人たちの自由だから”と言っています。

関連記事

トピックス

「第65回海外日系人大会」に出席された秋篠宮ご夫妻(2025年9月17日、撮影/小倉雄一郎)
《パールで華やかさも》紀子さま、色とデザインで秋を“演出”するワンピースをお召しに 日系人らとご交流
NEWSポストセブン
立場を利用し犯行を行なっていた(本人Xより)
【未成年アイドルにわいせつ行為】〈メンバーがみんなから愛されてて嬉しい〉芸能プロデューサー・鳥丸寛士容疑者の蛮行「“写真撮影”と偽ってホテルに呼び出し」
NEWSポストセブン
2024年末、福岡県北九州市のファストフード店で中学生2人を殺傷したとして平原政徳容疑者が逮捕された(容疑者の高校時代の卒業アルバム/容疑者の自宅)
「軍歌や歌謡曲を大声で歌っていた…」平原政徳容疑者、鑑定留置の結果は“心神耗弱”状態 近隣住民が見ていた素行「スピーカーを通して叫ぶ」【九州・女子中学生刺殺】
NEWSポストセブン
佳子さまを撮影した動画がXで話題になっている(時事通信フォト)
《佳子さまどアップ動画が話題》「『まぶしい』とか『神々しい』という印象」撮影者が振り返る “お声がけの衝撃”「手を伸ばせば届く距離」
NEWSポストセブン
個別指導塾「スクールIE」の元教室長・石田親一容疑者(左/共同通信、右/公式サイトより※現在は削除済み)
《“やる気スイッチ”塾でわいせつ行為》「バカ息子です」母親が明かした、3浪、大学中退、27歳で婚約破棄…わいせつ塾講師(45)が味わった“大きな挫折
NEWSポストセブン
池田被告と事故現場
《飲酒運転で19歳の女性受験生が死亡》懲役12年に遺族は「短すぎる…」容疑者男性(35)は「学校で目立つ存在」「BARでマジック披露」父親が語っていた“息子の素顔”
NEWSポストセブン
個別指導塾「スクールIE」の元教室長・石田親一容疑者(公式サイトより※現在は削除済み)
《15歳女子生徒にわいせつ》「普段から仲いいからやっちゃった」「エスカレートした」“やる気スイッチ”塾講師・石田親一容疑者が母親にしていた“トンデモ言い訳”
NEWSポストセブン
9月6日に悠仁さまの「成年式」が執り行われた(時事通信フォト)
【なぜこの写真が…!?】悠仁さま「成年式」めぐりフジテレビの解禁前写真“フライング放送”事件 スタッフの伝達ミスか 宮内庁とフジは「回答は控える」とコメント
週刊ポスト
交際が報じられた赤西仁と広瀬アリス
《赤西仁と広瀬アリスの海外デートを目撃》黒木メイサと5年間暮らした「ハワイ」で過ごす2人の“本気度”
NEWSポストセブン
世界選手権東京大会を観戦される佳子さまと悠仁さま(2025年9月16日、写真/時事通信フォト)
《世界陸上観戦でもご着用》佳子さま、お気に入りの水玉ワンピースの着回し術 青ジャケットとの合わせも定番
NEWSポストセブン
秋場所
「こんなことは初めてです…」秋場所の西花道に「溜席の着物美人」が登場! 薄手の着物になった理由は厳しい暑さと本人が明かす「汗が止まりませんでした」
NEWSポストセブン
和紙で作られたイヤリングをお召しに(2025年9月14日、撮影/JMPA)
《スカートは9万9000円》佳子さま、セットアップをバラした見事な“着回しコーデ” 2日連続で2000円台の地元産イヤリングもお召しに 
NEWSポストセブン