芸能

高橋ジョージが「年2枚の写真」で娘と面会の条件のんだ理由

娘に会えるのは当面年2回のカラー写真でのみ

 泥沼化した離婚裁判から一転、離婚が成立した高橋ジョージ(57才)と三船美佳(33才)。3月31日に三船が開いた記者会見では、高橋が娘との面会をめぐり「面会交流調停」なる申し立てをしていたことが明かされた。

 これは、別居中の子供との面会方法について話がまとまらず、家庭裁判所に調停を求めるもの。離婚問題に詳しい北村明美弁護士が解説する。

「家裁の調査官が子供に面会して意見を聞き、できる限り話し合いでまとめようとします。まとまらない場合は審判に移行し、裁判官が最終的に決定します」

 高橋は離婚に同意する際、面会交流調停の申し立ても取り下げたという。結果、娘との面会に関して、次のような条件が付けられた。

「三船が年2回、娘のカラー写真を高橋に送る」

 三船の弁護士によれば、当面高橋は娘に会えず、写真で成長を確認するだけになるという。調停を申し立てるほど娘との面会を渇望した高橋がなぜ、こんな最悪の条件を受け入れたのか。

「裁判の過程で“娘が父親に会いたがっていない”と三船さんが主張したようです。娘の意思を示す資料が提出されたとも一部で報じられました。これが、高橋さんにとって致命的瞬間となったのではないか」(芸能関係者)

 離婚裁判で、親権を持たない親が子供との面会を拒否されるケースは実際にある。最も多いのが、子供への虐待だ。「面会が子供の健全な成長を妨げる可能性がある」と裁判所に判断されると、親は面会できない。もう1つが、子供自身が親との面会を望んでいない場合。子供の言い分を書面にして裁判所に提出すると認められることがあるという。

「例えばまだ3才とかの幼い子供だと、周囲に言わせられている可能性もあり信憑性に欠けます。しかし、ある程度成長した子供であれば自らの意思を持っているので、裁判所で言い分が認定されることはありうる」(北村弁護士)

 三船の弁護士も面会については「娘さんの意向を尊重した」と強調した上で、こう話していた。

「正常な形で子供がちゃんとした父親を持って成長してほしいという気持ちが美佳さんには強くある。だから意図的にジョージさんの悪口を吹き込むとか、そういうことは一切やっていない。だけど子供もだんだん成長してきて、11才くらいになると“自分の意思”を持っちゃうんですよ」

 父娘の今後について、前出・北村弁護士が指摘する。

「写真のみのケースだと、電話もNGでしょう。ただし、将来的には娘さんが“お父さんに会いたい”と希望すれば、裁判所を介さずとも父親と会うことはできます。高橋さんは、テレビなどで間接的に“娘思いの父親”をアピールするかもしれません」

 高橋は離婚成立後に出演したテレビ番組で、娘へのメッセージを聞かれてこう話していた。

「パパに会いたい、と思ってもらえるようなパパになるのが今の目標です」

※女性セブン2016年4月21日号

関連記事

トピックス

ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
渡邊渚さん(撮影/藤本和典)
「私にとっての2025年の漢字は『出』です」 渡邊渚さんが綴る「新しい年にチャレンジしたこと」
NEWSポストセブン
ラオスを訪問された愛子さま(写真/共同通信社)
《「水光肌メイク」に絶賛の声》愛子さま「内側から発光しているようなツヤ感」の美肌の秘密 美容関係者は「清潔感・品格・フレッシュさの三拍子がそろった理想の皇族メイク」と分析
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
実力もファンサービスも超一流
【密着グラフ】新大関・安青錦、冬巡業ではファンサービスも超一流「今は自分がやるべきことをしっかり集中してやりたい」史上最速横綱の偉業に向けて勝負の1年
週刊ポスト
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン
12月30日『レコード大賞』が放送される(インスタグラムより)
《度重なる限界説》レコード大賞、「大みそか→30日」への放送日移動から20年間踏み留まっている本質的な理由 
NEWSポストセブン
「戦後80年 戦争と子どもたち」を鑑賞された秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さま(2025年12月26日、時事通信フォト)
《天皇ご一家との違いも》秋篠宮ご一家のモノトーンコーデ ストライプ柄ネクタイ&シルバー系アクセ、佳子さまは黒バッグで引き締め
NEWSポストセブン
ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン