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2016.07.09 16:00  NEWSポストセブン

「真田丸」秀吉役の小日向文世「目の奥が笑わない芝居」を語る

小日向:秀吉は真田家に対しては、色々な駆け引きは楽しんでいるけれど、そんなに目をかけていない感じがしました。でも家康は横に置いて、常に意識している。餅つきのシーン(24話)で、家康との与力関係を解消しちゃうし、北条攻めの時に「駿河はいらないだろ、江戸に移れ」と言っちゃったり(23話)、家康のことはものすごく意識してた。

――家康を意識するのはなぜだと思いますか?

小日向:『真田丸』には書いてないんだけど、そうそうたる大名たちの中、家康は別格だったんじゃないかな。だからなんとかして家康を京から離そう、江戸の田舎に追いやろうとする。上杉景勝を会津の方に行かせて、家康を見張ってくれって頼みます。きっと家康は後に出てくるぞ、という勘は働いていたんじゃないかと思う。

――源次郎(真田信繁)に対しては?

小日向:かわいんでしょうね。自分にしばらく子供がいなかったし、打てば響くというか、頭の回転が早い若者なので。気がまわる感じ、その心地よさというのは、自分の若い頃と重ねて、源次郎に感じていたのかもしれません。

 源次郎は人質みたいな形で豊臣家に来たんだけども、秀吉を見て、その下について勉強しようと思ったんだろうし。そこに最後まで尽くしていこうとするというのは、非常に情の深い男だったんだろうと思います。

【小日向文世(こひなた・ふみよ)】
1954年1月23日生まれ。北海道出身。東京写真専門学校を卒業後、1977年にオンシアター自由劇場に入団。1996年に同劇団解散後は映像にも活動の場を広げ、2001年放送の『HERO』(フジテレビ系)末次事務官役で注目される。『グ・ラ・メ! ~総理の料理番~』(テレビ朝日、2016年7月22日放送スタート)、映画『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』(2017年公開予定)などに出演予定。

◇NHK大河ドラマ『真田丸』
毎週日曜、NHK総合20時、BSプレミアム18時放送。後世に真田幸村の名で「日本一の兵(ひのもといちのつわもの)」と評されることになる、真田信繁の成長物語。三谷幸喜脚本。

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