芸能

木村拓哉だけの「特例結婚」でメンバーたちは諦めの境地

木村拓哉の結婚が他のメンバーとの関係を変えた?

 解散を発表したSMAP。その背景には、木村拓哉(43)と他の4人のメンバーとの関係悪化が影響しているとも囁かれている。そして、その関係悪化の一因となったといわれているのが、木村の結婚だ。

 木村が人気絶頂に駆け上る頃、ずっと交際を続けていた1人の女性がいた。9年交際していた元彼女のAさんだ。

 芸能活動をしていたAさんと10代後半の木村が出会ったのは1990年のこと。木村の一目惚れで、交際が始まった。間もなく木村はAさんと同棲を始めた。木村の愛犬を連れてマンション周辺を散歩する彼女は近所でも有名だった。

 木村はAさんを隠すことなく、「オレの彼女」と紹介した。ワイドショーのレポーターから「恋人はいますか」と聞かれて「います」と断言し、事務所からきつくお灸を据えられたこともある。

 意外かもしれないが、木村には同世代のアイドルや俳優の友人がほとんどいない。

「アイドルとしてあまりに飛び抜けていて、孤高の存在なんです。明石家さんま(61才)など他の分野には友人はいるのですが…」(芸能関係者)

 木村にとって心を許せて、すべてを委ねられるのは、売れた前も後も変わらない存在の彼女だった。

「木村さんはAさんに財布も預けていました。ライブにもよく顔を出していて、ファンは誰でも彼女のことを知っていました」(芸能記者)

“糟糠”の彼女を他のメンバーやファン、マネジャーも受け入れていた。

「彼女は9年間彼のためだけに尽くしていた。Aさんは香取さんが当時つきあっていた女性と一緒に旅行したり、メンバーからの信頼も厚かった」(前出・芸能記者)

 結婚するなら彼女しかいないといわれるほどだったが、1999年、ふたりは突如破局する。

「さすがに今は連絡をとっていません。現在Aさんは有名なヨガインストラクターの妻になっています。だいぶん前に結婚して2児の母。旦那さまも超イケメンです」(Aさんの知人)

 女性セブン1999年9月9日号の独占インタビューで木村は9年に及ぶAさんとの交際にピリオドを打った心境をこう語った。

〈これだけ愛した女性は初めてでした。今は恋愛することが難しいですね。まして結婚なんて想像もつきません〉

 それにもかかわらず、破局から1年後、2000年12月に木村は静香と結婚。この時、静香は妊娠5か月だった。当時、女性マネジャーは「ファンを裏切ってはいけない」と猛反対したが、木村は“オレ流”を押し通した。

「この時、静香さんは幾度もメリー喜多川副社長に連絡を取り、結婚の許しを請いました。当初は反対していたメリーさんも静香さんの熱意にほだされ、徐々に態度を軟化させた。それまでジャニーズで結婚していたのは近藤真彦さんと植草克秀さんだけ。他のメンバーからすると、“木村くんだけは特例で許されるんだ”という諦めの境地にいたったんです」(前出・芸能記者)

 静香との結婚を機に、木村と他のメンバーの関係は変わっていった。

※女性セブン2016年9月8日号

関連記事

トピックス

筒香が独占インタビューに応じ、日本復帰1年目を語った(撮影/藤岡雅樹)
「シーズン中は成績低迷で眠れず、食欲も減った」DeNA筒香嘉智が明かす“26年ぶり日本一”の舞台裏 「嫌われ者になることを恐れない強い組織になった」
NEWSポストセブン
テレビの“朝の顔”だった(左から小倉智昭さん、みのもんた)
みのもんた「朝のライバル」小倉智昭さんへの思いを語る 「共演NGなんて思ったことない」「一度でいいから一緒に飲みたかった」
週刊ポスト
陛下と共に、三笠宮さまと百合子さまの俳句集を読まれた雅子さま。「お孫さんのことをお詠みになったのかしら、かわいらしい句ですね」と話された(2024年12月、東京・千代田区。写真/宮内庁提供)
【61才の誕生日の決意】皇后雅子さま、また1つ歳を重ねられて「これからも国民の皆様の幸せを祈りながら…」 陛下と微笑む姿
女性セブン
筑波大学・生命環境学群の生物学類に推薦入試で合格したことがわかった悠仁さま(時事通信フォト)
《筑波大キャンパスに早くも異変》悠仁さま推薦合格、学生宿舎の「大規模なリニューアル計画」が進行中
NEWSポストセブン
『世界の果てまでイッテQ!』に「ヴィンテージ武井」として出演していた芸人の武井俊祐さん
《消えた『イッテQ』芸人が告白》「数年間は番組を見られなかった」手越復帰に涙した理由、引退覚悟のオーディションで掴んだ“準レギュラー”
NEWSポストセブン
10月1日、ススキノ事件の第4回公判が行われた
「激しいプレイを想像するかもしれませんが…」田村瑠奈被告(30)の母親が語る“父娘でのSMプレイ”の全貌【ススキノ首切断事件】
NEWSポストセブン
NBAレイカーズの試合観戦に訪れた大谷翔平と真美子さん(AFP=時事)
《真美子夫人との誕生日デートが話題》大谷翔平が夫婦まるごと高い好感度を維持できるワケ「腕時計は8万円SEIKO」「誕生日プレゼントは実用性重視」  
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長。今年刊行された「山口組新報」では82歳の誕生日を祝う記事が掲載されていた
《山口組の「事始め式」》定番のカラオケで歌う曲は…平成最大の“ラブソング”を熱唱、昭和歌謡ばかりじゃないヤクザの「気になるセットリスト」
NEWSポストセブン
激痩せが心配されている高橋真麻(ブログより)
《元フジアナ・高橋真麻》「骨と皮だけ…」相次ぐ“激やせ報道”に所属事務所社長が回答「スーパー元気です」
NEWSポストセブン
12月6日に急逝した中山美穂さん
《追悼》中山美穂さん、芸能界きっての酒豪だった 妹・中山忍と通っていた焼肉店店主は「健康に気を使われていて、野菜もまんべんなく召し上がっていた」
女性セブン
トンボをはじめとした生物分野への興味関心が強いそうだ(2023年9月、東京・港区。撮影/JMPA)
《倍率3倍を勝ち抜いた》悠仁さま「合格」の背景に“筑波チーム” 推薦書類を作成した校長も筑波大出身、筑附高に大学教員が続々
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
【入浴中の不慮の事故、沈黙守るワイルド恋人】中山美穂さん、最後の交際相手は「9歳年下」「大好きな音楽活動でわかりあえる」一緒に立つはずだったビルボード
NEWSポストセブン