ライフ

「コンロのそばに刃物」は風水的にNG 金運にマイナス

 風水の世界では金運を上げるためには秋の過ごし方が重要だという。風水建築デザイナーの直居由美里さんが秋をどう過ごすことが開運に繋がるかを解説する。

 * * *
 風水の基本である陰陽五行では、森羅万象を木火土金水の五行にあてはめて考えます。方位や色はもちろん、巡り来る季節も五行に対応します。春は木、夏は火、秋は金、冬は水、そして季節の変わり目が土、すなわち土用です。

 五行の金は財を司りますが、風水が生まれた古代中国は農耕社会ですから、収穫シーズンである秋が財と結びついたのは自然なことです。金運を上げたいのなら、秋の過ごし方が重要です。

 古来、収穫の秋に祭りが催されるのは、自然の恵みに感謝するとともに、つらい農作業の慰労の意味がありました。9月は十二支では酉の月ですが、「酉」にさんずいをつけると「酒」になるのも、収穫を終えたら酒を飲んで少々羽目を外して楽しく過ごしていいという意味も込められているようです。

 九星気学で金の気を持つのは七赤金星と六白金星です。七赤金星は、口に関する一切の喜びを司ります。おいしいものを食べて、家族や親しい人と楽しく会話するのが、秋の正しい過ごし方です。

 しかし、単に浮かれて過ごしているうちに、長く厳しい冬がやってきます。イソップ童話の「アリとキリギリス」ではありませんが、冬を無事に過ごすためにもそれなりの準備が必要です。

 七赤金星が収穫の喜びを象徴するのに対し、六白金星は蓄財を司ります。北西の倉や収納スペースが財運アップにつながるといわれるのは、六白金星の方位が北西だからです。秋こそ、風水的に家を整え冬に備えましょう。

 まず、部屋の四隅をきれいに掃除してください。金運はホコリと同じで、部屋の隅にたまりやすいのです。風水の本場である香港や台湾では、部屋の四隅に金運を招く開運アイテムをよく置いていますが、むやみに物を置く前に、すっきり掃除することが基本です。部屋の隅が汚れていると、悪運を引き寄せることになります。

 そして、七赤金星の方位である西、六白金星の北西を整えます。もしこの方位にトイレがあるのなら、毎日の掃除をして邪気の発生を防ぎます。

関連キーワード

トピックス

大谷翔平がこだわる回転効率とは何か(時事通信フォト)
《メジャー自己最速164キロ記録》大谷翔平が重視する“回転効率”とは何か? 今永昇太や佐々木朗希とも違う“打ちにくい球”の正体 肩やヒジへの負担を懸念する声も
週刊ポスト
竹内朋香さん(27)と伊藤凛さん(26)は、ものの数分間のうちに刺殺されたとされている(飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
「ギャー!!と悲鳴が…」「血のついた黒い服の切れ端がたくさん…」常連客の山下市郎容疑者が“ククリナイフ”で深夜のバーを襲撃《浜松市ガールズバー店員刺殺》
NEWSポストセブン
和久井学被告と、当時25歳だった元キャバクラ店経営者の女性・Aさん
【新宿タワマン殺人・初公判】「オフ会でBBQ、2人でお台場デートにも…」和久井学被告の弁護人が主張した25歳被害女性の「振る舞い」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(Instagramより)
《愛するネコは無事発見》遠野なぎこが明かしていた「冷房嫌い」 夏でもヒートテックで「眠っている間に脱水症状」も 【遺体の身元確認中】
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年6月4日、撮影/JMPA)
「佳子さまは大学院で学位取得」とブラジル大手通信社が“学歴デマ報道”  宮内庁は「全報道への対応は困難。訂正は求めていません」と回答
NEWSポストセブン
米田
「元祖二刀流」の米田哲也氏が大谷翔平の打撃を「乗っているよな」と評す 缶チューハイ万引き逮捕後初告白で「巨人に移籍していれば投手本塁打数は歴代1位だった」と語る
NEWSポストセブン
花田優一が語った福田典子アナへの“熱い愛”
《福田典子アナへの“熱い愛”を直撃》花田優一が語った新恋人との生活と再婚の可能性「お互いのリズムで足並みを揃えながら、寄り添って進んでいこうと思います」
週刊ポスト
生成AIを用いた佳子さまの動画が拡散されている(時事通信フォト)
「佳子さまの水着姿」「佳子さまダンス」…拡散する生成AI“ディープフェイク”に宮内庁は「必要に応じて警察庁を始めとする関係省庁等と対応を行う」
NEWSポストセブン
まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト
50歳で「アンパンマン」を描き始めたやなせたかし氏(時事通信フォト)
《巨大なアンパンマン経済圏》累計市場規模は約6.6兆円…! スパイダーマンやバットマンより稼ぎ出す背景に「ミュージアム」の存在
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《ブログが主な収入源…》女優・遠野なぎこ、レギュラー番組“全滅”で悩んでいた「金銭苦」、1週間前に公表した「診断結果」「薬の処方」
NEWSポストセブン
ホストクラブや風俗店、飲食店のネオン看板がひしめく新宿歌舞伎町(イメージ、時事通信フォト)
《「歌舞伎町弁護士」のもとにやって来た相談者は「女風」のセラピスト》3か月でホストを諦めた男性に声を掛けた「紫色の靴を履いた男」
NEWSポストセブン