ライフ

カーツさとう 前立腺がん「PSA検査」初体験記(第2回)

「これってサウナの休憩室にあるヤツじゃん!!」


「胃カメラの前に鎮静剤を打たれますか?」

 あ~カメラを喉に入れる時、オエオエくるワケですね? あ~きそうだな~オレ。朝の歯磨きとかでも時々「ウォ~エエェェ!」ってなるし。

「じゃあ打ちましょうね」

 なんて話をして、そして検査開始。

 まずは肺がんのX線。もう一瞬で終わり。なにしろこの原稿でも1行。以上。

 そして胃がんの胃カメラの時間がやってまいりました!

「これを飲んでください。しょっぱいですよ」

 と、液体の入ったお猪口大の容器を渡される。飲むと、ただの塩分だけでなく、なにか塩辛のような味も感じる。日本酒が合いそうだと思ったのは、この検診に備え、酒を5日間も抜いたからだろうか。絶対に今日の夜は飲もうと思う。

 続いて甘いシロップのようなものを飲まされてから、静脈に注射針が打たれ、採血用の注射器ピストンを接続され、いわゆる健康診断用の採血が行われた。小さなピストンをたしか2本分採血をし、続けざまに今度は薬剤の入ったピストンが接続され、体内へと注入される。

「鎮静剤ですから」

 そういわれたが、特に「鎮静してきたぞ、オレ!!」という感覚はない。

 横になり口を開くように指示されると、ドロ~ンとした水飴のような液体を喉の奥に入れてくれた。

「飲み込まないで、5分くらい喉のお口で保持するようにしててください」

 いわれた通りに1分もしていると、喉や舌の付け根がジンジンと痺れるような感じがしてきた。どうやらこれが皮膚麻酔みたいなやつらしい。そして約5分。飲み込んでいいといわれ飲み込んだところで、検査室にお医者さん登場。

 口にマウスピースチックなものをはめられ、胃カメラが喉へと差し込まれていく。

関連記事

トピックス

2025年はMLBのワールドシリーズで優勝。WBCでも優勝して、真の“世界一”を目指す(写真/AFLO)
《WBCで大谷翔平の二刀流の可能性は?》元祖WBC戦士・宮本慎也氏が展望「球数を制限しつつマウンドに立ってくれる」、連覇の可能性は50%
女性セブン
被害を受けたジュフリー氏、エプスタイン元被告(時事通信フォト、司法省(DOJ)より)
《女性の体に「ロリータ」の書き込み…》10代少女ら被害に…アメリカ史上最も“闇深い”人身売買事件、新たな写真が公開「手首に何かを巻きつける」「不気味に笑う男」【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
「名球会ONK座談会」の印象的なやりとりを振り返る
〈2025年追悼・長嶋茂雄さん 〉「ONK(王・長嶋・金田)座談会」を再録 日本中を明るく照らした“ミスターの言葉”、監督就任中も本音を隠さなかった「野球への熱い想い」
週刊ポスト
12月3日期間限定のスケートパークでオープニングセレモニーに登場した本田望結
《むっちりサンタ姿で登場》10キロ減量を報告した本田望結、ピッタリ衣装を着用した後にクリスマスディナーを“絶景レストラン”で堪能
NEWSポストセブン
日高氏が「未成年女性アイドルを深夜に自宅呼び出し」していたことがわかった
《本誌スクープで年内活動辞退》「未成年アイドルを深夜自宅呼び出し」SKY-HIは「猛省しております」と回答していた【各テレビ局も検証を求める声】
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん(時事通信フォト)
笹生優花、原英莉花らを育てたジャンボ尾崎さんが語っていた“成長の鉄則” 「最終目的が大きいほどいいわけでもない」
NEWSポストセブン
出席予定だったイベントを次々とキャンセルしている米倉涼子(時事通信フォト)
《米倉涼子が“ガサ入れ”後の沈黙を破る》更新したファンクラブのインスタに“復帰”見込まれる「メッセージ」と「画像」
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん
亡くなったジャンボ尾崎さんが生前語っていた“人生最後に見たい景色” 「オレのことはもういいんだよ…」
NEWSポストセブン
実業家の宮崎麗香
《セレブな5児の母・宮崎麗果が1.5億円脱税》「結婚記念日にフェラーリ納車」のインスタ投稿がこっそり削除…「ありのままを発信する責任がある」語っていた“SNSとの向き合い方”
NEWSポストセブン
峰竜太(73)(時事通信フォト)
《3か月で長寿番組レギュラー2本が終了》「寂しい」峰竜太、5億円豪邸支えた“恐妻の局回り”「オンエア確認、スタッフの胃袋つかむ差し入れ…」と関係者明かす
NEWSポストセブン
シーズンオフを家族で過ごしている大谷翔平(左・時事通信フォト)
《お揃いのグラサンコーデ》大谷翔平と真美子さんがハワイで“ペアルックファミリーデート”、目撃者がSNS投稿「コーヒーを買ってたら…」
NEWSポストセブン
愛子さまのドレスアップ姿が話題に(共同通信社)
《天皇家のクリスマスコーデ》愛子さまがバレエ鑑賞で“圧巻のドレスアップ姿”披露、赤色のリンクコーデに表れた「ご家族のあたたかな絆」
NEWSポストセブン
中国で延々と続く“高市降ろし”の反日攻勢にどう対抗するか? 「解決策のカギの1つは公明党が握っている」、大前研一氏の分析と提言
中国で延々と続く“高市降ろし”の反日攻勢にどう対抗するか? 「解決策のカギの1つは公明党が握っている」、大前研一氏の分析と提言
マネーポストWEB