芸能

加藤綾子アナが語った「幼少期の苦悩」と「支えてくれた母」

初の著書を発売するカトパン 

 きれいで、スタイルも抜群。モテて、性格がよくスタッフから仕事の評判も最上級という、まさに才色兼備で女性が憧れる女子アナ代表といわれてきたカトパンこと加藤綾子アナ(31才)が初めての著書『あさえがお 心のハンドルをぎゅっとにぎる33の言葉』を11月18日に発売する。「すべてを持っている女性」と羨む声があがるなか、彼女が明かしたその半生は意外にも苦労の連続だった。

「私、幸せのハードルが低いんです」。この言葉こそ彼女を表す一言かもしれない。ぐっすりと眠れるだけで、メイクができるだけで、好きな食事を口にするだけで、「ものすごく幸せな気分になるんです」。加藤アナは言う。

「子供の頃に毎日体のどこかに違和感があったり、気持ちが沈んだりという経験をしてきた分、日常の些細なことにも大きな幸福を感じることができるようになったんです。鏡を見るのがつらかったからこそ、今、朝起きて鏡を見て笑えるだけで幸せだなぁって思います。そういった多くの人にとっては当たり前のようなことでも、私にとっては『特別に嬉しい』こと。そう考えてみると、私は『幸せのハードル』がとても低いことに気づきました。だから、どんな毎日でも楽しいと思えるし、笑顔でいられるんだな、って」(以下、「」内加藤アナ)

 今年5月、8年と1か月勤めたフジテレビを退社。フリーとしての新たなスタートを切った。

「ずっと朝型の生活でしたから、今は夜更かしをして、朝寝坊したり。それだけでドキドキの毎日です(笑い)。フリーという立場になって、これからどんな挑戦をしていけるかなと思っています。今回、本を出させていただくのも大きな挑戦の一つでした。今までは会社員という立場もあり、自分の話をするというのは苦手だったんです。情報を中立にお伝えするという仕事柄もあったと思います。

 でも、自分の思いを自分の言葉で伝えなければと思うようになりました。お話しすることで自分も成長したい。そしておこがましいですが、少しでもみなさんを元気にするお手伝いができれば嬉しい。そうして思い切って本を書いてみることにしました。書くからには、つらい経験も避けて通るわけにはいきませんでした。私なりに思いを詰め込んだつもりです」

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