「すでに退院しており、都内の実家に戻っているという話もある。今は息を潜めるように引きこもり生活中だとか。結局、頼れる人は家族しかいなかったのでしょう。淳子さんと姉が面倒を見ており、外食もできない彼のためか夜遅く、人目のつかない時間帯に宅配ピザをとってあげたりしているそうです」
再生に向けて歩み出した一家にとって、目下頭を悩ませる問題が「新居」である。高畑は昨年5月、都心の一等地に140平方メートルの土地を購入。上物合わせて2億円という4階建ての大豪邸の建築が着々と進んでいる。
新居は12月末にも完成予定だが、引っ越しを目前にした一家は今、世の逆風に晒されていた。近隣住人が怯えているのだ。
「うちには高校生の娘がいるので、引っ越して来てほしくないです。隣近所に高畑裕太が住むなんて、怖くて仕方がありません」(50代主婦)
「被害者は40代の女性でしたから、正直不安はあります。保釈時のあの目つきもどこか狂気が感じられて…。近所に来られたらたまらないです」(30代主婦)
「閑静な住宅街なので、また何か騒ぎがあってマスコミが殺到するような事態があったらと、心配です」(50代主婦)
不起訴処分とはいえ、一度ついたイメージの払拭は至難である。
「淳子さんも引っ越しについては悩んでいるそうです。“私たちは地域に受け入れられるのか”と。事件の影響で高畑さんのCM起用やテレビ出演は絶望的になり、裕太が穴を空けた仕事の賠償金もこれからです。お金が入り用だし、近所の目もある。今では住む前に売ってしまうことさえ検討しているといいます。もはや何のために建てたのかわかりません」(前出・関係者)
※女性セブン2016年12月8日号