◆「お前、男性経験はあるのか?」

 母と弟を養うために芸能界を志した山田まりやは、中学2年生の時にある事務所に所属する。その事務所オーナーが野田氏と知り合いだった。オーナーから「面倒を見てほしい」と差し出された山田の写真を見て、あまりの可愛らしさに驚いたという。

 野田氏は山田との初対面で「お前、男性経験はあるのか?」と聞いた。

「今でも必ず聞きますよ。別に彼氏がいようがいまいが悪いことじゃないから、隠さずに言ってくれればそれでいい。『男なんて知りません』なんて言ってた子が写真誌に撮られたこともずいぶんありますから。責任を持ってマネジメントするためには知っておかなきゃいけないんです」

 1996年にミスヤングマガジン、大磯ロングビーチキャンペーンガールに選ばれた山田を、テレビ局のプロデューサーの勧めでバラエティ番組に出演させると、大人顔負けのコメントで頭角を現わした。1997年にはレギュラー番組15本に出演する売れっ子になった。

 小池栄子、佐藤江梨子、MEGUMIなど、野田氏が育てた“教え子”たちはそれぞれの個性を伸ばし、各分野で活躍している。

「どの子も最初は『何で私が水着にならなきゃいけないんですか?』と反抗しました。その都度、『海に行ったら何を着るの?』と説得する(笑い)。でも、そんな恥じらいがあるからこそ、男性はキュンとするわけじゃないですか。そうやってコンプレックスの大きな胸をさらけ出して頑張った子は、事務所がちゃんと夢を叶えてあげないといけない。『脱がせて、だんだん着せていく』がグラビアの正しい戦略ですから」

 古希を迎えてもなお、次の巨乳スターを誕生させる夢は尽きない。

※週刊ポスト2016年12月9日号

関連記事

トピックス

真美子さんのバッグに付けられていたマスコットが話題に(左・中央/時事通信フォト、右・Instagramより)
《大谷翔平の隣で真美子さんが“推し活”か》バッグにぶら下がっていたのは「BTS・Vの大きなぬいぐるみ」か…夫は「3か月前にツーショット」
NEWSポストセブン
山本由伸選手とモデルのNiki(共同通信/Instagramより)
《いきなりテキーラ》サンタコスにバニーガール…イケイケ“港区女子”Nikiが直近で明かしていた恋愛観「成果が伴っている人がいい」【ドジャース・山本由伸と交際継続か】
NEWSポストセブン
11歳年上の交際相手に殺害されたとされるチャンタール・バダルさん(21)。千葉県の工場でアルバイトをしていた
【ホテルで11歳年下の彼を刺殺】「事件1か月前に『同棲しようと思っているの』と嬉しそうに…」浅香真美容疑者(32)がはしゃいでいた「ネパール人青年との交際」を同僚女性が証言
NEWSポストセブン
Mrs. GREEN APPLEのギター・若井滉斗とNiziUのNINAが熱愛関係であることが報じられた(Xより/時事通信フォト)
《ミセス事務所がグラドルとの二股を否定》NiziU・NINAがミセス・若井の高級マンションへ“足取り軽く”消えた夜の一部始終、各社取材班が集結した裏に「関係者らのNINAへの心配」
NEWSポストセブン
山本由伸(右)の隣を歩く"新恋人”のNiki(TikTokより)
《チラ映り》ドジャース・山本由伸は“大親友”の元カレ…Niki「実直な男性に惹かれるように」直近で起きていた恋愛観の変化【交際継続か】
NEWSポストセブン
保護者責任遺棄の疑いで北島遥生容疑者(23)と内縁の妻・エリカ容疑者(22)ら夫妻が逮捕された(Instagramより)
《市営住宅で0歳児らを7時間置き去り》「『お前のせいだろ!』と男の人の怒号が…」“首タトゥー男”北島遥生容疑者と妻・エリカ容疑者が住んでいた“恐怖の部屋”、住民が通報
NEWSポストセブン
モデル・Nikiと山本由伸投手(Instagram/共同通信社)
《交際説のモデル・Nikiと歩く“地元の金髪センパイ”の正体》山本由伸「31億円豪邸」購入のサポートも…“470億円契約の男”を管理する「幼馴染マネージャー」とは
NEWSポストセブン
米大リーグ、ワールドシリーズ2連覇を達成したドジャースの優勝パレードに参加した大谷翔平と真美子さん(共同通信社)
《真美子さんが“旧型スマホ2台持ち”で参加》大谷翔平が見せた妻との“パレード密着スマイル”、「家族とのささやかな幸せ」を支える“確固たる庶民感覚”
NEWSポストセブン
モデル・Nikiと山本由伸投手(Instagram/共同通信社)
「港区女子がいつの間にか…」Nikiが親密だった“別のタレント” ドジャース・山本由伸の隣に立つ「テラハ美女」の華麗なる元カレ遍歴
NEWSポストセブン
高校時代の安福容疑者と、かつて警察が公開した似顔絵
《事件後の安福久美子容疑者の素顔…隣人が証言》「ちょっと不思議な家族だった」「『娘さん綺麗ですね』と羨ましそうに…」犯行を隠し続けた“普通の生活”にあった不可解な点
デート動画が話題になったドジャース・山本由伸とモデルの丹波仁希(TikTokより)
《熱愛説のモデル・Nikiは「日本に全然帰ってこない…」》山本由伸が購入していた“31億円の広すぎる豪邸”、「私はニッキー!」インスタでは「海外での水着姿」を度々披露
NEWSポストセブン
優勝パレードには真美子さんも参加(時事通信フォト/共同通信社)
《頬を寄せ合い密着ツーショット》大谷翔平と真美子さんの“公開イチャイチャ”に「癒やされるわ~」ときめくファン、スキンシップで「意味がわからない」と驚かせた過去も
NEWSポストセブン