埼玉県出身の星野。音楽好きの両親の影響で、実家の青果店にはいつもジャズが流れていたという。中学1年生で、作曲など音楽活動をスタート。一方で演劇部に入部し、歌手と俳優という今の星野の源流が生まれた。

「高校に入って友人とバンドを組んだりもしましたが、本気で芸能界を目指すようになったのは、高校時代に劇団『大人計画』を知ったのがきっかけ。舞台も片っ端から見に行ったそうです」(芸能関係者)

『大人計画』は松尾スズキ(53才)や阿部サダヲ(46才)、宮藤官九郎(46才)など個性的なメンバーが揃うチケット即完売の人気劇団。

 2003年に舞台『ニンゲン御破産』へ星野が出演したことがきっかけで、才能を認められ、『大人計画』への所属が決まった。

「舞台俳優として場数を踏む一方、音楽活動も続けていた。2010年にソロデビューが決まってからは、どっちに重心を置くべきか悩んでたこともありました。でも才能がないからこそやれることは何でもやろうと決めてからはすごかった」(前出・芸能関係者)

 最近は書籍ランキングの上位に星野の著書が何冊もランクインしている。

「これまでに出版した本は対談集も含めて5冊。音楽や仕事をはじめ、日常生活をつらつらと綴った文章はユルい感じだけどテンポがよくて読みやすい。雑誌の連載や書評、映画評もやっていて、執筆依頼も多い」(出版関係者)

『星野源のオールナイトニッポン』(毎週月曜)で見せるラジオMCはまた別の顔。

「深夜放送ということもありますが、下ネタ満載。福山雅治さん(47才)顔負けです。4年前にくも膜下出血で入院していたとき、お医者さんに1か月間自慰を止められて、溜まりに溜まって最後はマネキンに欲情した話から、ナースがどうなど赤裸々な女性の話まで自由自在です。彼のライブトークも必見ですよ」(別の芸能関係者)

※女性セブン2016年12月22日号

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