彼女のバッグを持ってあげるオコエ(ホノルル空港)
オコエと彼女は1月13日、成田空港に帰国。長時間のフライトの疲れからか、彼女は顔を隠すためにマスクをかけていたが、空港まで迎えにきたオコエの母親の姿を見るやマスクを外し、笑顔を浮かべて深々と挨拶した。
そして、母親が運転する車で東京郊外のオコエの実家へと向かった。ここではオコエの母方の祖父母も暮らしており、彼女は家族公認の恋人のようだ。前出の知人が語る。
「彼女は一般人で、オコエより3歳年上だと聞いています。昨シーズン、力を出し切れなかったオコエを時には厳しい言葉で励まし、支えたようです」
彼女とも仲良しなオコエの母親を直撃すると笑みを浮かべながら「取材はお断わりしてまーす」というのみ。オコエの所属する楽天は、「球団としては完全にプライベートなことなので、個人に任せています」とのことだった。
プロ野球選手にとって、“姉さん女房”の存在は成功への鍵ともいえる。メジャーリーグで活躍するイチロー、田中将大、前田健太はみな年上の女性と結婚。このオフも西武の菊池雄星が5歳年上のフリーキャスター・深津瑠美と、ロッテの涌井秀章が6歳年上のモデル・押切もえと結婚した。野村克也、江川卓、落合博満、原辰徳といったかつてのスーパースターたちも“姉さん女房”を娶った。
2度の結婚がどちらも年上の女性だった400勝投手・金田正一氏がいう。
「遠征の多い野球選手の場合、年上の女性の方が安心して食事面や健康面、子育ても任せられる。自分が知らないことを知っている年上の女性の方が頼りになる。試合では緊張状態が続くため、家庭では甘えられる姉さん女房がいいんだ。それに浮気にも寛大で少々のことでは騒がない(笑い)」
“1億円プレイヤーになって空飛ぶ車を買う”という壮大な夢を語っているオコエ。姉さん彼女の支えで今季の大活躍を期待したい。
※週刊ポスト2017年2月3日号