「思春期の女子中学生がアイドルや芸能人を話題にし、ファッションやスタイルに強い関心を持つのは自然なこと。中等科でも憧れのモデルやアイドルがいれば、少しでも近づこうとダイエットに取り組む生徒も出てきます。年頃の女の子ですから、体重の増減に一喜一憂するのは、どこにでもある風景と捉えられていたのでしょう」
大きく違ったのは、愛子さまが「どこにでもいる中学3年生の女の子」ではなく、「皇太子家の子女」だったことだ。
一昨年の夏以降、愛子さまが皇太子ご夫妻とともに公の場に姿を見せられる機会は格段に増えた。長期欠席直前の昨夏には、『山の日』(8月11日)の地方公務にも同行された。以前より少しほっそりされた印象の愛子さまのお姿は、テレビや新聞、雑誌で繰り返し取り上げられ、同時にその笑顔は好意的に受け取られた。
「少しでもよく見られたい、きれいでいたいというお気持ちが強く出すぎてしまったのではないでしょうか。皇族としてのご自覚がそうさせてしまったのだとしたら、皮肉なことですが…」(皇室ジャーナリスト)
それは日本に限ったことではない。1月23日、イギリス王室のキャサリン妃(35才)の激やせを、米紙『ナショナル・エンクワイアラー』が報じた。
記事によると、キャサリン妃は175cmの長身ながら、体重が40kgを切ってしまったというのだ。イギリス王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子氏が話す。
「常に見られる立場の英王室では“美しくなくてはいけない”という気持ちが強いのか、拒食症を『ロイヤル病』とも呼んでいます。ダイアナ元妃(享年36)も拒食症に苦しみ、食後に嘔吐を繰り返していたことがあったといいます。キャサリン妃はウイリアム王子からの強い勧めもあり、摂食障害の専門家による本格的な治療を開始したそうです」
※女性セブン2017年3月16日号