国内

還暦女性はニンフォマニア? 閉経と「抗うつ作用」の関係

精神科医の片田珠美さん

 出資法違反で送検された山辺節子容疑者(62才)は、男性ばかり50人を超える被害者から7億円もの金をだまし取っていたといわれている。そんな山辺容疑者は、肌を大胆に露出した服を着て、38才であると自称し、タイ在住の31才の男性に貢いでいたという。

 山辺容疑者は60才を超えてもなお性欲旺盛に見えるが、この傾向は女性全体に言えることなのだろうか。「女性の肉食化」などと言われるこのトピックについて、ネットニュース編集者の中川淳一郎さん(43才)、精神科医の片田珠美さん(56才)、動物行動学研究家の竹内久美子さん(60才)が意見を交わした。

中川:こうした女性の話になると、女性の肉食化、おじさん化という人もいますが、そうじゃないと思う。女性はもともと、肉食で、じゃあ、何が変わったかといえば、ぼくは自由奔放になってきたと感じています。結構、不倫にも抵抗がなくなってきていて、「バレなければいいでしょ」って女性がぼくの周りでもいる。「不倫するとか、他の男とつきあうことで、結果的に私の人生上向いて」って言う人も1人や2人じゃありません。そういう人は確かに30代~40代が多い。

片田:精神医学では、女性の異常な性欲亢進をニンフォマニアと呼ぶんですけど、女性は閉経前後になると一時的にニンフォマニアの状態になるという報告があるんです。

中川:最近『夫のちんぽが入らない』っていうタイトルの本が売れていますよね。これって、女性の胸に響いたんだと思いますよ。今はちょっと調べれば、誰でも簡単に豊富な性知識を得られますよね。みんなのテクニックや、サイズ感など、何が標準で何がそうでないかなどの情報であふれています。だから、「私もベストを見つけたい」と思うようになってきたんじゃないかと思うんです。

関連記事

トピックス

小林ひとみ
結婚したのは“事務所の社長”…元セクシー女優・小林ひとみ(62)が直面した“2児の子育て”と“実際の収入”「背に腹は代えられない」仕事と育児を両立した“怒涛の日々” 
NEWSポストセブン
松田聖子のものまねタレント・Seiko
《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”
NEWSポストセブン
今年5月に芸能界を引退した西内まりや
《西内まりやの意外な現在…》芸能界引退に姉の裁判は「関係なかったのに」と惜しむ声 全SNS削除も、年内に目撃されていた「ファッションイベントでの姿」
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
日本各地に残る性器を祀る祭りを巡っている
《セクハラや研究能力の限界を感じたことも…》“性器崇拝” の“奇祭”を60回以上巡った女性研究者が「沼」に再び引きずり込まれるまで
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン