私は女性が経済力を持つようになったことを反映していると思います。やっぱり年をとった人が若い人と交わるには、それなりの経済力と権力が必要でしょ? 例えばロシアのエカチェリーナ2世は、夫を押しのけて女帝になって、若い男の子を食いまくってた。それは権力があるからできたわけですよね。
今回は大金が絡んだ事件なので、一緒にはできないですが、仮に女性が、うんと年下の男性と普通の恋愛や結婚をすると、やっぱり「恥ずかしいこと」と見られるケースが多いですよね。例えばアメリカのトランプ大統領(70才)の奥様、メラニア夫人(47才)のように、成功した男性が手に入れた若く美しい妻を、“トロフィーワイフ”と呼ぶけれど、成功した女性が、うんと若い男性と結婚しても、そんなふうにはいいません。その点ではまだまだ男女平等とはいきませんね。
ちょっと話はずれるかもしれないけど、私が今、唯一の希望をかけているのが、フランスの大統領選に出ているエマニュエル・マクロン候補(39才)! かっこいいよね。彼は16才の時、ふたまわりぐらい年上の高校教師と恋に落ちて、駆け落ちして、その後2007年に結婚して、今もラブラブ。マクロンは、私たち女性の希望の星よ!
※女性セブン2017年5月11・18日号