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2017.06.04 07:00  週刊ポスト

安田記念こそ現代競馬の血統を象徴するGIレース

 そんな中、意外にも初めて勝ったのは直子ではなく孫。2004年、ダンスインザダーク産駒ツルマルボーイでした。SSとして初めての勝利は2007年のダイワメジャーまで待たなければなりませんでした。

 しかしこれはSSにマイル適性がなかったということではないと思います。当時は、2400メートルを強く走る馬はマイルには使わないという傾向があり、3歳時にクラシック戦線で上位に来た馬は、天皇賞(春)か宝塚記念を目標にしていました。

 マイルGIはいわゆる八大競走(牡牝クラシックに春秋の天皇賞、有馬記念)に数えられていませんでした。短距離馬限定(春のベストマイラー決定戦)という印象で、強い外国産馬の出走が多かった。そこにあえてGIで安定した成績を残しているSS産駒を出走させる理由付けに乏しかったのでしょう。SSのダービー馬で、古馬になってから2000メートル未満を走った馬は1頭もいないのではないかと思います。

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