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安倍首相の後継者問題に新展開 司法試験諦めた甥が準備か

安倍首相の後継者問題に新展開

 政治記者の間で長く“取材テーマ”となってきたのが安倍晋三・首相一家の後継者問題である。岸信介、佐藤栄作、安倍晋三と3人の総理大臣を輩出した名門ファミリーにとって、「血脈の次世代を誰に託すか」は長年の懸案事項だったが、新たな展開を迎えている。

 安倍首相と昭恵夫人の間に子供はいない。そこで後継者候補と目されてきたのは甥にあたる2人の若者だ。一人は安倍首相の兄・寛信氏(三菱商事パッケージング社長)の長男・寛人(ひろと)氏。もう一人は弟で、岸信夫・外務副大臣の長男・信千世氏である。

 寛人氏は2013年に慶応大学法学部を卒業後、同大学法科大学院(ロースクール)に進学。信千世氏は2014年に慶応大学商学部を卒業後、フジテレビに入社した。安倍首相の母・洋子氏は、2014年末に古参後援者に、「寛人に晋三の後を継がせることになった」と語ったという。

 しかし本誌が2015年12月に寛人氏の自宅を訪ねると、母親と思しき女性が、「本人は政治家になるつもりはないようです。(ロースクールで)勉強しながら弁護士を目指しています」と語っていた。

 一方の信千世氏は、政治の道への意欲を見せている。

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