結果、この状況下で「ヤンキース、ドジャース、ブルージェイズなど9球団が興味を示している」(前出・スポーツ紙デスク)のだ。
ポスティングシステム(入札制度)改正による移籍金上限の引き下げが取り沙汰され、大谷の渡米に際して日本ハムが手にする金額がこれまでの上限である2000万ドル(約22億円)になるかは流動的だが、「いずれにせよ定められた上限額の移籍金となるだろう」(同前)とみられている。
そうなると日本ハムとしてはますます「大谷を酷使せず、ベンチに置いて客寄せに使う」という方法を選びたくなる。渡米前にその活躍を目に焼き付けたいファンにはつらい日々が続くことになるかもしれない。
※週刊ポスト2017年7月14日号