「昔から選挙で公明党の旗色が悪くなるほど、攻撃が激しくなるという傾向はあった。自公連立を解消し、小池都知事との連携に動いたが、それが支持率上昇につながらず焦っていたのではないか。共産党は過敏に反応しすぎですよ。放っておけばいいのに」
都民ファーストも自民も単独過半数には届かない以上、「第3党」を競う両党に求められる役割は大きいはずだが、公明党は勝ちそうなほうにすり寄る“与党病”、共産党は政策に現実味のない“野党病”だ。その上、有権者そっちのけの醜悪バトル。政治の劣化を示したのは、都民ファーストや自民だけではなかった。
※週刊ポスト2017年7月14日号