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添い寝フレンド「ソフレ」、一線越えてなくても慰謝料請求も

「添い寝するだけ」の関係もアウト?

「セックスレス夫婦」が社会問題となって久しい。そんな中、「ソフレ」なる関係が老境を迎える男女の新たな“性のかたち”となっているという。

 大人気ドラマ『やすらぎの郷』(テレビ朝日系)でも登場するソフレは、「添い寝フレンド」の略。肉体関係を持たずに傍らにいて、ただ添い寝するだけの異性を指す。

 そんな関係を羨ましく感じる男性は少なくないかもしれないが、トラブルが起きやすいのは「独身女性」をソフレにする場合だ。

「結婚していない女性が相手だと、割り切った関係のはずなのにいつしか女性が恋愛感情を持ってしまうこともある。次第に男性の妻への嫉妬心がむき出しになり、“奥さんと別れて”と言い寄るケースもあります」(『友達以上、不倫未満』=朝日新書の著者でフリージャーナリストの秋山謙一郎氏)

 最悪の場合、離婚・別居にいたることもあるというから要注意だ。

「一線を越えていないから大丈夫」と考えるのも禁物である。アトム市川船橋法律事務所の高橋裕樹・弁護士は、こう指摘する。

「確かに民法の『不貞行為』は“性器の挿入”を指し、添い寝は該当しません。ただし添い寝が繰り返されると、民法の『その他婚姻を継続しがたい重大な事由』に該当し、パートナーが精神的苦痛を感じた場合、妻や相手の夫から慰謝料請求などを受ける可能性があります」

※週刊ポスト2017年7月14日号

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