Aさんの夫の友人にも執拗に連絡したがなかなか取り合ってもらえない。
「その友人がサーフィンかなにかでけがをして病院に行くところでしたが、松居さんたちは“その病院に行く!”と騒いで周囲の人間は呆れていたそうです」(ハワイ在住コーディネーター)
松居はAさんの夫がインストラクターを務める格闘技ジムにも押しかけた。その場に居合わせたジム関係者が言う。
「6月下旬、突然、マツイがジムにきた。泣いたり、大声を出したりして、“(Aさんの夫に)会わせて”と。レッスンに来ている子供たちに身の危険を感じました」
その時はAさんの夫は不在。あまりに異様な光景だったためジム関係者がそれをムービーで撮影していた。
「Aさんの夫は地元の有力な司法関係者。両親の家やジムを荒らされ、さすがに激怒し、ムービーの映像を添付して現地の裁判所に『接近禁止令』を請求したそうです。松居さんの異常な行動を見た裁判所は迅速に対応しました」(前出・コーディネーター)
その結果、裁判所から接近禁止令が下され、松居はAさんやAさんの夫に近づけなくなった。
「あまりに証拠が出ないので、文春の記者は先に帰国したそうなんです。松居さんの言っていることに信憑性がないと判断したんでしょう」(前出・出版関係者)
帰国後、文春は松居と船越の離婚騒動を報じ、Aさんについても、《松居は、二人が密会している証拠を突き止め、確信を得たと語る》とするのみで、肝心の「証拠」については一切触れなかった。
「単なる噂話で松居さんが話していた当初の話とは大きく食い違うので、松居さんが船越さんの不倫を独白するという記事はできないと文春は判断したんでしょう。そうなると片方にだけに事前に記事内容を見せられないというのも当然のことです。でも、松居さんは自分の情報の間違いや行動を一切明かさずに、ただ“騙された”と騒いでいる。それはあまりにも違うんじゃないですかね」(前出・出版関係者)
その文春から本誌・女性セブンに1枚の「取材のお願い」が届いたのは7月4日のことだ。そこにはこう記されていた。
《この「一年五ヶ月の尾行」について、松居氏は『女性セブン』様の取材だと認識していると確認しております。こうした事実はありますか》
ここにある「1年5ヶ月の尾行」は、松居のブログに度々登場するキーワードだ。
《告白するよ 実はもう…1年5ヶ月も尾行され続けているの》
6月27日のブログでこう告げた後も彼女は、《尾行の件ですが、これは、まぎれもなく真実です》《常に、後ろを振り返り運転するときは、バックミラーを確認する生活です》など、あたかも命の危険があるかのように伝えた。その尾行について、「松居氏は『女性セブン』の取材と認識している」というのだ。
確かに1年5か月前の2016年1月、女性セブンは他誌に先がけて『船越 松居を離婚! 耐えて忍んだ15年』と報じ、その後も続報をお伝えした。だが女性セブンの記事は関係各所への取材に基づくものであり、1年5か月も松居を尾行した事実は断じてない。しかもこの間、尾行どころか女性セブンは何度も松居を直接取材している。
※女性セブン2017年7月27日号