今年5月25日、文春の編集長宛に松居は自筆の手紙を出した。船越との夫婦関係について綴っていたという。しかし共に取材を進める中で「発売前に記事の内容を松居が確認する」という約束が一方的に反故にされたと主張している。

《週刊文春に騙されたんです。これほど汚い話はありません。彼らがどんな汚い手を使ったか、この私の真実の叫びで、皆さんにお分かりいただきたいと思います》

 本当は何があったのか。内情を知る出版関係者が明かす。

「松居さんは船越さんとハワイ在住の女性Aさんとの不倫を疑っていた。文春と組んで、船越さんとAさんとの不倫を晒すことはできないかと考えていた。そこで、不倫の証拠を掴むため文春の女性記者とハワイへ飛んだんです」

 6月下旬、松居はハワイ・ホノルルにいた。ブログでは《警察に電話して》《夜はまったく電気を使わない生活をしている》《今も居場所は伝えられない》などと緊迫した状況を綴っていたまさにそのときのことだ。しかし、彼女はハワイで驚くほど悠々自適な様子を見せていた。

「松居さんはハワイNo.1ホテルといわれる『ハレクラニ』に滞在していました。超高級宝石店でショッピングを楽しんだり、5億円はくだらないといわれる超高級新築コンドミニアム物件を物色していたそうです。有名な女性占い師の元を訪れてもいましたよ」(ハワイ在住の日本人)

◆パーソナルトレーナーを勧誘

 現地に住む日系人は、ビーチ前で松居を目撃している。

「朝、散歩をしているところを見かけました。しかも彼女はビーチでヨガを教えていたイケメンのインストラクターに“私のパーソナルトレーナーにならない?”と声をかけていました」

 実際、6月27日付の松居のブログには、ハワイらしい自然の中で大きな岩の上に横たわりポーズをとる彼女の姿もアップされている。

「その間もブログで『恐怖の告白!』など更新は続けられていましたから驚きました。だからあの切羽詰まった様子は嘘だと思いましたよ。バカンスを満喫しているようにしか見えませんでした」(前出・ハワイ在住の日本人)

 もちろん彼女は、バカンスを楽しんでいただけではない。いちばんの目的である“夫の不倫相手”と目をつけたAさんの周辺取材もしつこく行っていた。そのAさんについて、松居は動画でこう明かした。

「彼女は、ゴッドハンドといわれているエステティシャンです。彼女にはご主人がいます。家族ぐるみでおつきあいしていました。でも、いつの間にか私の夫と、私と非常に仲のいい女友達がセックスする仲になっていたのです」

 松居はまずAさんの夫に近づいた。文春の記者とともに夫や夫の母親に取材攻勢をかけたという。

「もし船越さんとAさんが不倫していたとすれば、Aさんのご主人は味方してくれるはずだと思ったんでしょう。なんとか懐柔しようとした。でも彼は全然相手にせず会うこともできない。諦めきれない松居さんらは彼の母親のところに向かった。90才近い母親の元に押しかけたわけですからさすがに不愉快に思ったでしょうね」(別のハワイ在住の日本人)

◆マツイが来た、レッスンに来ている子供たちに身の危険を感じた

関連記事

トピックス

全国でクマによる被害が相次いでいる(AFLO/時事通信フォト)
「“穴持たず”を見つけたら、ためらわずに撃て」猟師の間で言われている「冬眠しない熊」との対峙方法《戦前の日本で発生した恐怖のヒグマ事件》
NEWSポストセブン
韓国のガールズグループ「AFTERSCHOOL」の元メンバーで女優のNANA(Instagramより)
《ほっそりボディに浮き出た「腹筋」に再注目》韓国アイドル・NANA、自宅に侵入した強盗犯の男を“返り討ち”に…男が病院に搬送  
NEWSポストセブン
ラオスに到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月17日、撮影/横田紋子)
《初の外国公式訪問》愛子さま、母・雅子さまの“定番”デザインでラオスに到着 ペールブルーのセットアップに白の縁取りでメリハリのある上品な装い
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
相撲協会の公式カレンダー
《大相撲「番付崩壊時代のカレンダー」はつらいよ》2025年は1月に引退の照ノ富士が4月まで連続登場の“困った事態”に 来年は大の里・豊昇龍の2横綱体制で安泰か 表紙や売り場の置き位置にも変化が
NEWSポストセブン
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト