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小泉進次郎氏が英語で指摘した「第一次安倍政権の3つの敗因」

 実は、小泉ほど安倍晋三を反面教師とし続けてきた政治家はいない。原点は、政界デビュー前まで遡る。

 2006~2007年、彼は米国ワシントンの戦略国際問題研究所で研究助手を務めた。そこでの共同研究で扱ったテーマが「第1次安倍政権の敗因」だったのだ。当時の報告書では、英文で3つのポイントを指摘している。

1、安倍に対する国民の期待が不自然なほど高かった
2、内政問題で判断を誤った。安倍は決められないリーダーとして痛手を負った
3、安倍内閣のメンバーたちが国民を失望させるスキャンダルを作りすぎた

 これらは10年前の問題点だが、2017年の安倍が抱える課題も3点に凝縮されていると言える。最近でこそ安倍との違いをオブラートに包んで語る小泉だが、4年半前はこう話していた。

「第1次安倍政権は官邸の上からあらゆるところに機関銃を撃ちまくった。戦うべき敵と作らなくてもいい敵を間違えちゃいけない」

 最近の安倍も、官邸主導で改革を急ぐあまり、党内や霞が関に敵を作りすぎた。さらに、あらゆる国民を包摂して統治を施す立場にありながら、異論を唱える人たちに粗暴な言動を続けた。

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