「髄液が漏れてしまう病気で、頭痛やめまい、背中の痛みなど多くの症状が出て気分が暗くなる。症状が似ているので鬱病と間違われることも多いそうです。原因が特定しづらく専門医も少ないため病院をたらい回しにされて、Chiccaさんは芸能活動を続けられなくなりました」(前出・Chiccaさんの友人)
症状が一時的に軽減する寛解と再発を繰り返し、一進一退の攻防が続く。現在は都内で暮らしながら闘病生活を送っている。そんな彼女にとり、何よりの励みとなるのが『コード・ブルー』の新シーズンだという。Chiccaさん本人に話を聞いた。
「毎回楽しみに見ています。愛未はドラマについて“久々なので、冴島を前シーズンどおりに演じられるか不安だけど、楽しみ”だと話していました。私は難病を患ったけど、ドラマで病気の人を救おうと奮闘する2人の姿に勇気をもらっています」
『コード・ブルー』は緊迫する医療現場を忠実に再現して命のやり取りをリアルに伝えるが、新垣と比嘉はこのドラマに出演することで、重い病を抱える患者の気持ちがよくわかるようになったという。
前出・Chiccaさんの友人が秘話を明かす。
「実は最近、比嘉さんが、“Chiccaの治療費を私が支援するから、一緒に病気を治そう”と言ってくれたそうです。比嘉さんは“絶対によくなってほしい”という大親友への願いを込めて看護師役を演じているのかもしれません」
迫真の演技の裏にはもうひとつのドラマがあった。
※女性セブン2017年8月17日号