芸能

高畑淳子 髪ボサボサの裕太を連れて“あの恩人”の元へ

息子の“潜伏生活”もいよいよピリオド?

 その日も、新国立劇場(東京都渋谷区)の中劇場は満員の観客で埋まっていた。天海祐希(50才)や大泉洋(44才)、吉田羊、小池栄子(36才)、伊藤蘭(62才)といった豪華キャストが「全員10才」を演じる異色の三谷幸喜(56才)演出の舞台『子供の事情』。発売と同時に前売りチケットは即完売し、オークションサイトでは1枚10万円を超える高値がついた話題の舞台を、8月上旬、高畑淳子(62才)が観劇に訪れていた。

 高畑は昨年、三谷が脚本を務めたNHK大河ドラマ『真田丸』に出演。今回の舞台に出演していた大泉とも母子役で共演していたとあって、足を運んだようだ。だが、観客席にあって注目を集めたのは、高畑の隣にいた人物のほうだった。

「髪もぼさぼさでヒゲも伸びていたので、はじめは誰だかわからなかったんですが、高畑さんと一緒に息子の裕太くん(23才)がいたんです」(目撃した人)

 昨年8月に強姦致傷容疑で逮捕され、翌月に不起訴処分となった裕太。埼玉県内の病院に入院した後は、都内の自宅に戻り、以降“潜伏生活”を続けているといわれている。

「最近も、高畑さんが近くのスーパーで大量に食材を購入していらっしゃいましたよ。1人じゃ持てないほどの量だったから、息子さんのために買い置きしているんじゃないかしら」

 自宅の近所住民には、高畑のそんな姿が見かけられている。しかし今回、裕太を連れ立って舞台観劇に訪れたということは、“潜伏生活”にピリオドを打とうということなのだろうか。

「不起訴処分でしたし、このまま犯罪者扱いもおかしい。高畑さんはどうにか裕太さんが復帰できる道はないかと模索しているんです。テレビは世間やスポンサーの目もあって、ハードルが高い。そこで活路を見出したのが舞台だったようです。

 裕太さんの不祥事は高畑さんが『真田丸』に出演していたとき。周囲が騒々しい中で、撮影現場が淡々と進んでいったことに、高畑さんは三谷さんを恩人のように感じているんじゃないでしょうか。ただ、役者仲間が知り合いの出演する舞台を見にいったときに恒例となっている“楽屋挨拶”は遠慮されたようです」(芸能関係者)

 母の思いは強い。

※女性セブン2017年8月24・31日号

関連記事

トピックス

橋本環奈と中川大志が結婚へ
《橋本環奈と中川大志が結婚へ》破局説流れるなかでのプロポーズに「涙のYES」 “3億円マンション”で育んだ居心地の良い暮らし
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《前所属事務所代表も困惑》遠野なぎこの安否がわからない…「親族にも電話が繋がらない」「警察から連絡はない」遺体が発見された部屋は「近いうちに特殊清掃が入る予定」
NEWSポストセブン
(イメージ、GFdays/イメージマート)
《「歌舞伎町弁護士」が見た恐怖事例》「1億5000万円を食い物に」地主の息子がガールズバーで盛られた「睡眠薬入りカクテル」
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、さまざまな障壁を乗り越えてきた女性たちについて綴る
《佐々木希が渡部建の騒動への思いをストレートに吐露》安達祐実、梅宮アンナ、加藤綾菜…いろいろあっても流されず、自分で選択してきた女性たちの強さ
女性セブン
キール・スターマー首相に声を荒げたイーロン・マスク氏(時事通信フォト)
《英国で社会問題化》疑似恋愛で身体を支配、推定70人以上の男が虐待…少女への組織的性犯罪“グルーミング・ギャング”が野放しにされてきたワケ「人種間の緊張を避けたいと捜査に及び腰に」
NEWSポストセブン
和久井学被告が抱えていた恐ろしいほどの“復讐心”
【新宿タワマン殺人】和久井被告(52)「バイアグラと催涙スプレーを用意していた…」キャバクラ店経営の被害女性をメッタ刺しにした“悪質な復讐心”【求刑懲役17年】
NEWSポストセブン
女優・遠野なぎこの自宅マンションから身元不明の遺体が見つかってから1週間が経った(右・ブログより)
《上の部屋からロープが垂れ下がり…》遠野なぎこ、マンション住民が証言「近日中に特殊清掃が入る」遺体発見現場のポストは“パンパン”のまま 1週間経つも身元が発表されない理由
NEWSポストセブン
幼少の頃から、愛子さまにとって「世界平和」は身近で壮大な願い(2025年6月、沖縄県・那覇市。撮影/JMPA)
《愛子さまが11月にご訪問》ラオスでの日本人男性による児童買春について現地日本大使館が厳しく警告「日本警察は積極的な事件化に努めている」 
女性セブン
フレルスフ大統領夫妻との歓迎式典に出席するため、スフバートル広場に到着された両陛下。民族衣装を着た子供たちから渡された花束を、笑顔で受け取られた(8日)
《戦後80年慰霊の旅》天皇皇后両陛下、7泊8日でモンゴルへ “こんどこそふたりで”…そんな願いが実を結ぶ 歓迎式典では元横綱が揃い踏み
女性セブン
犯行の理由は「〈あいつウザい〉などのメッセージに腹を立てたから」だという
「凛みたいな女はいない。可愛くて仕方ないんだ…」事件3週間前に“両手ナイフ男”が吐露した被害者・伊藤凛さん(26)への“異常な執着心”《ガールズバー店員2人刺殺》
NEWSポストセブン
WEST.中間淳太(37)に熱愛が発覚、お相手は“バスり”ダンスお姉さんだ
《デートはカーシェアで》“セレブキャラ”「WEST.」中間淳太と林祐衣の〈庶民派ゴルフデート〉の一部始終「コンビニでアイスコーヒー」
NEWSポストセブン
Aさんは和久井被告の他にも1億円以上の返金を求められていたと弁護側が証言
【驚愕のLINE文面】「結婚するっていうのは?」「うるせぇ、脳内下半身野郎」キャバ嬢に1600万円を貢いだ和久井被告(52)と25歳被害女性が交わしていた“とんでもない暴言”【新宿タワマン殺人・公判】
NEWSポストセブン