A子さんは、「共通の知り合いからフォローされているからか、裏アカウントの存在が他のママ友にばれていた」と言う。フォロー申請がきてどきっとしたそうだ。その他、アナログにキャプチャを撮られて流出するケースも多い。たとえばA子さんのママ友の裏アカウントは、友だちの一人がキャプチャを撮ってLINEグループに投稿したのでばれてしまったという。
鍵垢で投稿した投稿も安心はできない。TwitterやFacebookなどにシェアしたりされたりすると、投稿が公開される仕組みとなっているからだ。同様に、「リポスト」されても投稿は公開されてしまう。「リポスト」とは他人の投稿を自分の投稿として再投稿することであり、Instagramの公式機能ではないが、リポストできるアプリはアプリストアに多数並んでいる。
たとえばアプリ「Repost」を使う場合、Instagramアカウントでログインした上で、右上のマークをタップし「リポスト」をタップ。元アカウント名を入れるか、入れる位置などを選んだ後、「Repost」をタップするとシェアするアプリを選ぶ画面となるので、「Instagramにコピー」を選び、「次へ」「次へ」「シェアする」とタップすると、自分のアカウントでまったく同じ写真を投稿することができる。
特定の投稿が公開されてしまっても、鍵さえかけていれば、シェアした以外の投稿やプロフィールなどは見られないようになっている。しかし、ご紹介したようにフォロワーにシェアやリポストされてしまったり、キャプチャを撮られて公開されてしまうと、投稿は外部に漏れてしまう可能性がある。インターネット上に公開した情報が絶対に漏れないという保証はない。漏れたら困るようなことは投稿しないのがお勧めだ。