芸能

有村架純「家でもずっとみね子とつながっている感じ」

オフでも常に作品のことを考えているという

 NHKの連続テレビ小説『ひよっこ』も佳境。ヒロイン・谷田部みね子を演じる有村架純(24)は作品に貢献することだけを考え、全力でヒロインを生きている。

「ここ3週間ほど、みね子にとって“戦い”のシーンが続いたんです。まずみね子が初めて本当に好きになった人とお別れをしなくちゃならなくなったこと。その後お父ちゃんと再会したら、現実がまたあまりにもつらすぎた……。ずっと、ずぅんとした気持ちのまま、泣いてばかりいたのですごく疲れました。どうやって乗り越えたか覚えていない。必死で駆け抜けて気付いたら、ここにいた感じですね。

 私自身、気分にそんなにムラはないけど、思考には波があるほうで。ネガティブな『あぁだめだぁ』というのとポジティブな『いやいや、頑張ろう!』というリズムが繰り返される。時間や心身に余裕がなくなると『はぁぁ~』って落ち込む時もありますし。でもみね子はつらい状況でさえ、どこかに楽しみを見つけている。環境を楽しむのが一番大事なんだなって、みね子に元気をもらえるんです」(有村。以下「」内同)

 最終話まで約1か月。朝ドラヒロインという大役を、昨年ひと足先に経験した親友の高畑充希(『とと姉ちゃん』主演)からは、「撮り終えた時にはすごく美しい景色がみえるよ」と言葉をかけられたという。

「きっとものすごい達成感があるんだろうな、と想像しています。あとはホッと安堵するんでしょうね。こんなにも長い間ひとつの役を演じたのは初めてなので、その後の自分を想像すると怖いです。やり尽くしたと完全燃焼しちゃって、なんにもやりたくなくなっちゃったらどうしよう、って」

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