芸能

高畑淳子 レポーターに攻められ思わずとった仰天の行動

高畑淳子が舞台の会見で仰天の行動を

 臨床心理士・経営心理コンサルタントの岡村美奈さんが、気になった著名人をピックアップ。記者会見などでの表情や仕草から、その人物の深層心理を推察する「今週の顔」。今回は、高畑淳子の舞台制作発表の囲み会見に注目。

 * * *
 主演舞台の製作発表に出席した女優の高畑敦子さんが驚きの行動! 1年前のこの日は、息子・高畑裕太が不起訴となったものの、強姦致傷容疑で逮捕された日。彼の現在の様子を聞きたいレポーターたちと話したくない高畑さんの攻防が続く囲み会見で、彼女がとったその行動とは…?

 主演予定の舞台は『土佐堀川 近代ニッポン―女性を花咲かせた女 広岡浅子の生涯』。作品のテーマは「9回転んでも10回起き上がる」。着物姿の高畑さんは、緊張した面持ちで共演者たちと壇上に上がった。

 早速、テーマにちなんで「自身はどれくらい転んでいるか?」と質問される。少し表情を強張らせた彼女は、視線を上に向けた。転んでしまった過去があれこれ脳裏をよぎったのか、しばし視線は上を向いたまま。「同じくらい転んでんじゃないか」ときっぱり答えながらも、身体が揺れ瞬きが増える。うまく質問をかわしたものの、しょっぱなからストレスフルな質問だったのだろう。

「起き上がってる状態か?」と聞かれると、さらに表情が固まった。だが、そこはベテラン女優。すぐに笑みを浮かべると「また、ほらそこへ」と切り返す。レポーターを横目でチラリとにらみにんまり笑ってポーズを見せると、唇が隠れるほど口をしっかり結んだ。口を真一文字に結んだ口元だけの笑みは、本心を隠したい時に出やすいもの。どんな風に聞かれようと、彼女が秘密は絶対に明かさないぞと思っていることがわかる。

 ところが高畑さん、しばらくすると、右手の人差し指で口の横を小刻みに掻きだした。そういえば彼女、明るくあっけらかんと言いたいことをズバズバ言うイメージ。質問をどうかわそうかと考えているうち、つい口から本音が漏れそうになったのかも?と推測してしまった。

 言ってはいけない、話しちゃマズイ、しゃべるのをやめなくちゃ…。そう思いつつも、質問にはうまく答えたい、話はしたいし、しなければならない、この場も盛り上げないと…という思いが心の中で葛藤したのだと思う。口の端や口の横を掻くのは、言っちゃいけないとわかっているけど、つい口が滑って墓穴を掘りそう…という無意識の葛藤や不安を落ち着かせようとする仕草でもある。

関連キーワード

関連記事

トピックス

11月24日0時半ごろ、東京都足立区梅島の国道でひき逃げ事故が発生した(右/読者提供)
【足立区11人死傷】「ドーンという音で3メートル吹き飛んだ」“ブレーキ痕なき事故”の生々しい目撃談、28歳被害女性は「とても、とても親切な人だった」と同居人語る
NEWSポストセブン
愛子さま(写真/共同通信社)
《中国とASEAN諸国との関係に楔を打つ第一歩》愛子さま、初の海外公務「ラオス訪問」に秘められていた外交戦略
週刊ポスト
グラビア界の「きれいなお姉さん」として確固たる地位を固めた斉藤里奈
「グラビアに抵抗あり」でも初挑戦で「現場の熱量に驚愕」 元ミスマガ・斉藤里奈が努力でつかんだ「声のお仕事」
NEWSポストセブン
「アスレジャー」の服装でディズニーワールドを訪れた女性が物議に(時事通信フォト、TikTokより)
《米・ディズニーではトラブルに》公共の場で“タイトなレギンス”を普段使いする女性に賛否…“なぜ局部の形が丸見えな服を着るのか” 米セレブを中心にトレンド化する「アスレジャー」とは
NEWSポストセブン
日本体育大学は2026年正月2日・3日に78年連続78回目の箱根駅伝を走る(写真は2025年正月の復路ゴール。撮影/黒石あみ<小学館>)
箱根駅伝「78年連続」本戦出場を決めた日体大の“黄金期”を支えた名ランナー「大塚正美伝説」〈1〉「ちくしょう」と思った8区の区間記録は15年間破られなかった
週刊ポスト
「高市答弁」に関する大新聞の報じ方に疑問の声が噴出(時事通信フォト)
《消された「認定なら武力行使も」の文字》朝日新聞が高市首相答弁報道を“しれっと修正”疑惑 日中問題の火種になっても訂正記事を出さない姿勢に疑問噴出
週刊ポスト
地元コーヒーイベントで伊東市前市長・田久保真紀氏は何をしていたのか(時事通信フォト)
《シークレットゲストとして登場》伊東市前市長・田久保真紀氏、市長選出馬表明直後に地元コーヒーイベントで「田久保まきオリジナルブレンド」を“手売り”の思惑
週刊ポスト
ラオスへの公式訪問を終えた愛子さま(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
《愛子さまがラオスを訪問》熱心なご準備の成果が発揮された、国家主席への“とっさの回答” 自然体で飾らぬ姿は現地の人々の感動を呼んだ 
女性セブン
26日午後、香港の高層集合住宅で火災が発生した(時事通信フォト)
《日本のタワマンは大丈夫か?》香港・高層マンション大規模火災で80人超が死亡、住民からあがっていた「タバコの不始末」懸念する声【日本での発生リスクを専門家が解説】
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「金の無心をする時にのみ連絡」「断ると腕にしがみついて…」山上徹也被告の妹が証言した“母へのリアルな感情”と“家庭への絶望”【安倍元首相銃撃事件・公判】
NEWSポストセブン
被害者の女性と”関係のもつれ”があったのか...
《赤坂ライブハウス殺人未遂》「長男としてのプレッシャーもあったのかも」陸上自衛官・大津陽一郎容疑者の “恵まれた生育環境”、不倫が信じられない「家族仲のよさ」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 習近平をつけ上がらせた「12人の媚中政治家」ほか
NEWSポストセブン