「花の82年組」として芸能界デビューした小泉はまぎれもないアイドルだった。《ずっとビジネスマンみたいにアイドルをやっていたんだと思います》。昨年、雑誌『MEKURU』のインタビューで小泉はそう語っていたが、アイドルには厳しい時代。
「アイドルの恋愛は御法度で、段ボールに入って交際相手の部屋に“届け”られたり、同じ背丈のダミーを雇って人目を攪乱したりといったことが日常茶飯事。ツーショットで外を歩くなんて考えすらしない時代でした」(芸能関係者)
小泉も例外ではなかった。数々の恋愛スキャンダルが報じられたが、かつてのアイドル当時も永瀬正敏(51才)との離婚後も、亀梨和也(31才)との交際時も彼女が街中でツーショットデートを撮られたことは一度もない。
そんな小泉と豊原の今回の「デート」はどこか周囲を嬉しくさせるほど、堂々としたものだった。
「2年ほど前から何度かふたりが食事をする姿は報じられてきました。アツい舞台論を語るふたりは男女の前に同志だといわれてきました。同学年で一緒に舞台を手がけることも多く、お互い認め合う仲。でも当初は周囲の目を多少気にしてか、時間差でバーを出るなど、“自然体”ではありませんでしたね。仕事への影響などを気にして気を使っていたんだと思います」(前出・芸能関係者)
同志であり、パートナー。50代にも慣れて「もういいよね」そんなふうにようやく身軽になったのかもしれない。
《会社勤めをしていたら60歳で定年だし、社会の中で何かを残すとしたら、あと10年だと思っていて》
それが、50才を迎えた小泉が、インタビューで明かしていた本音だ。
「女優から裏方や演出の仕事に重心を置いていくことも考えているようです。そういう次のステップも彼となら同じスピードで歩いていけるんでしょうね」(前出・芸能関係者)
小泉が過去に主演したドラマのタイトルのように「最後から2番目の恋」か、それとも──。
※女性セブン2017年11月16日号