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2017.11.19 11:00  女性セブン

ドラマ性に満ちた浅田真央が「フィギュア大国日本」の功労者

「彼女は決してスポーツ万能というタイプではない。高橋(大輔)くんや崇彦らとトレーニングをしている様子を見ていても、身体能力では普通の子でした。しかし、とにかく誰よりも練習していた。みんながリンクを出ているのに練習を続けるから、『もういいからやめなさい』といつも言われていました」

 スケート界を常に牽引してきた浅田の引退時、宇野昌磨はこんなコメントを寄せた。

「あれだけ努力しなければトップには行けないというお手本が、浅田選手だった。今、世界で戦えているのは浅田選手がいたおかげ」

 また、「エース」宮原知子の胸にも、常に浅田の存在があると2016年の四大陸大会優勝時のインタビューで明かした。

「エースといわれると、まだそこまではいっていないと思います。真央さんは15才の時から今まで10年近く、世界のトップで戦い、常に優勝争いをしてきました。それを考えたら私はまだ2年くらいしかトップを争う立場にいません。すごいプレッシャーがあるはずなのに、スケートを続けて、戦い続ける気持ちがある真央さんは、本当にすごい」

 11月10日のNHK杯で、宮原がけがから復帰し、その実力を改めて見せつけることができたのは、努力を武器に失敗から立ち直り、氷上で華麗に舞う浅田の姿を近くで見てきたからだろう。

 現在のスケート界に、浅田が残したものは計り知れない。それは“ポスト浅田真央”の本田真凜の演技にも表れている。

 シニアデビューとなった、10月末に行われたグランプリシリーズ・カナダ大会で、本田はショートプログラムでジャンプを失敗し、辛酸をなめた。会見でも涙目で「甘かったのかなと思う」と落ち込むも、翌日のフリーでほぼノーミスの完璧な演技を見せ、巻き返しを図った。これは、2014年のソチ五輪でショートプログラムでの転倒から立ち直り、フリーで素晴らしい演技を見せた浅田の姿と重なった。

※女性セブン2017年11月30日・12月7日号

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