このような批判の高まりを考慮して、放送局側は幹部会議を開いて、「記者は事故現場にもかかわらず、不当な行為を行い、社会的に大きな影響を巻き起こした」として解雇を決定。記者の上司に当たる番組主任のプロデューサーも当面、停職処分として、事件の経緯を調べると発表している。
これについて、ネット上では「中国では報道機関は中国共産党の言いなりで、『党の喉(のど)』と言われているように、欧米諸国のように、独立した機関ではない。中国では報道の自由がないため、報道機関の中にも、報道倫理や規範が浸透していないことの典型的な例だ」との批判が出ている。