芸能

菅田将暉、恋愛事情はすべて母親に報告していると父語る

母親には恋人も全て報告しているという菅田

 映画から大河ドラマ、舞台、アニメ声優まで、2017年の演劇界は間違いなく菅田将暉(24才)を中心に回っていた。超多忙な生活の中、音楽ライブやラジオMCまでこなす菅田はどのように育ってきたのか?

 そんな疑問を解決する一冊『スゴー家の人々~自叙伝的子育て奮戦記~』(トランスワールドジャパン刊)を大阪市立大学非常勤講師で経営コンサルタントで菅田の父・菅生新さん(58才)が上梓した。そこには、菅田を含む3人の子育て奮闘記を記されている。

 校内一のイケメンとして女性人気も抜群だった菅田のもとには、スカウトも多かった。高校1年生の時に今の所属事務所に出合い、面接には父も同席するという徹底ぶり。晴れて事務所に所属後、大阪の進学校から東京に転校した菅田を、家族は涙ながらに見送った。

 事務所に所属後、1年もしないうちに仮面ライダーの主演の座を射止めた菅田は、早くも超多忙な俳優生活に身を投じることになる。撮影は早朝5時から深夜まで及び、平均睡眠時間は3時間。菅生さんが語る。

「16才の成長期にあの生活は大変だったでしょう。当時の睡眠不足がなかったら、あと5cmくらい大きくなっていたんじゃないかな。現在177cmあるんですけど、長男は実物よりも小さく見えるらしくて。『ラヴソング』(2016年フジテレビ)で初めて福山(雅治)さんに会った時も、第一声は『菅田くんて意外に大きいんだね』だったそうです」

 2013年に映画『共喰い』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞すると、ドラマ、映画、CMと飛ぶ鳥落とす勢いでスターダムに上り詰めた菅田。だが、この間も家族の絆は少しも揺るがなかったという。

「撮影の合間に、しょっちゅうLINEが来ます。『共喰い』の撮影中なんか、前張りつけた自分の姿を写真で送ってきましたよ(笑い)。弟たちとも頻繁に連絡を取っています。次男は大学でアカペラの部活に入っているのですが、長男が音楽活動を始めたこともあり、今では長男に歌を教えるまでになりました。長男も、弟の助言はよく聞いているみたいで、本当に仲よしです」(菅生さん)

 役者業をやるにあたり、菅田は「演技にだけは口を出さないでほしい」と父親にお願いしたというが、もともとそこには介入するつもりはなかったと菅生さんは話す。

「最初からうまかったですからね。最近は本人と出演作を一緒に見ることも増えました。この時はどういう思いで演じていた?と聞くと、表情から立ち位置、指先の動きまでびっくりするくらい理論的に説明してきます。憑依型ではなく、理詰めの演技をするタイプ。

関連記事

トピックス

中村雅俊が松田優作との思い出などを振り返る(撮影/塩原 洋)
《中村雅俊が語る“俺たちの時代”》松田優作との共演を振り返る「よく説教され、ライブに来ては『おまえ歌をやめろよ』と言われた」
週刊ポスト
レフェリー時代の笹崎さん(共同通信社)
《人喰いグマの襲撃》犠牲となった元プロレスレフェリーの無念 襲ったクマの胃袋には「植物性のものはひとつもなく、人間を食べていたことが確認された」  
女性セブン
大谷と真美子夫人の出勤ルーティンとは
《真美子さんとの出勤ルーティン》大谷翔平が「10万円前後のセレブ向けベビーカー」を押して球場入りする理由【愛娘とともにリラックス】
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる(秋田県上小阿仁村の住居で発見されたクマのおぞましい足跡「全自動さじなげ委員会」提供/PIXTA)
「飼い犬もズタズタに」「車に爪あとがベタベタと…」空腹グマがまたも殺人、遺体から浮かび上がった“激しい殺意”と数日前の“事故の前兆”《岩手県・クマ被害》
NEWSポストセブン
「秋の園遊会」でペールブルーを選ばれた皇后雅子さま(2025年10月28日、撮影/JMPA)
《洋装スタイルで魅せた》皇后雅子さま、秋の園遊会でペールブルーのセットアップをお召しに 寒色でもくすみカラーで秋らしさを感じさせるコーデ
NEWSポストセブン
11歳年上の交際相手に殺害されたとされるチャンタール・バダルさん(21)。千葉のビジネス専門学校へ入学しようと考えていたという
「『彼女がめっちゃ泣いていた』と相談を…」“背が低くておとなしい”浅香真美容疑者(32)と“ハンサムな弟”バダルさん(21)の「破局トラブル」とは《刺されたネパール人の兄が証言》
チャリティーバザーを訪問された秋篠宮家・次女の佳子さま(2025年10月28日、撮影/JMPA)
《4年会えていない姉への思いも?》佳子さま、8年前に小室眞子さんが着用した“お下がり”ワンピで登場 民族衣装のようなデザインにパールをプラスしてエレガントに
NEWSポストセブン
約2時間30分のインタビューで語り尽くした西岡さん
フジテレビ倍率2500倍、マンション購入6.2億円…異色の経歴を持つ元アナ西岡孝洋が明かす「フジテレビの看板を下ろしたかった」本当のワケ
NEWSポストセブン
佳子さまの“着帽なし”の装いが物議を醸している(写真/共同通信社)
「マナーとして大丈夫なのか」と心配の声も…佳子さま“脱帽ファッション”に込められた「姉の眞子さんから受け継ぐ」日本の伝統文化への思い
週刊ポスト
医師がおすすめ!ウイルスなどの感染症対策に大切なこととは…?(写真はイメージです)
感染予防の新常識は「のどを制するものが冬を制する」 風邪の季節に注意すべき“のど乾燥スパイラル”とは?
NEWSポストセブン
真美子さんが“奥様会”の写真に登場するたびに話題に(Instagram /時事通信フォト)
《ピチピチTシャツをデニムジャケットで覆って》大谷翔平の妻・真美子さん「奥様会」での活動を支える“元モデル先輩ママ” 横並びで笑顔を見せて
NEWSポストセブン
クマによる被害が相次いでいる(左・イメージマート)
《男女4人死傷の“秋田殺人グマ”》被害者には「顔に大きく爪で抉られた痕跡」、「クラクションを鳴らしたら軽トラに突進」目撃者男性を襲った恐怖の一幕
NEWSポストセブン