このあたりは小さい頃から変わっていません。台本を覚えるのも苦ではないらしく、一時は同時並行で10冊以上の台本を読んでいたけど、集中して部屋に籠もると、すぐに頭に入るらしい。このところ、長男の役は濡れ場も多くて、最初は妻と目を瞑りながら見ていましたけど、今は慣れました。最新作の『あゝ、荒野』なんかすごかったですから。相手役の女優さんと初対面の挨拶をして3分後には濡れ場の撮影をやったそうで、『できる男になったな』と(笑い)。

 ただ、いたぶられるシーンだと、妻はまだ息が上がってしまい、見ることができないんですけどね」

 仕事はこれ以上ないほど順調な菅田。気になるプライベートは、二階堂ふみ(23才)や本田翼(25才)と、今をときめく人気女優との熱愛が報じられた超モテ男。

 父親として息子の恋愛事情をどう見ているのか。

「一切干渉しないようにしています。母親には、歴代の恋人はすべて報告しているみたいですけどね。父親には言わないでしょう。ふみちゃんは本当に“連れ”って感じで仲よかったけど、本田翼さんは、『(報じられたような)銭湯に一緒に行ったことなんか一度もない』って怒ってましたよ。

 本人の結婚願望は強く、『早く結婚したい』『子供は3人ほしい』ってよく言っています。でも、うちの子は『菅生家』っていう言葉をよく使うくらい一家を1つのチームに見ていて、わが家に合う女性じゃないとダメだ、という物差しを持っているんです。『○○は菅生家向きじゃないんだよな』とか(笑い)。理想のお相手が現れるのは、まだ先かもしれません」

 女性ファンとしては、ホッと一安心といったところだが、菅田の公私の充実は菅生さんも願うところ。

「苦楽をともにできる仲間、家族を持ってこそ、人生は充足するのだと信じています。長男には、最終的に国境を超えて世界に羽ばたく俳優になってほしい。その時、彼を支えるパートナーが傍にいてほしいと願っています」

 菅田旋風は、まだまだやみそうにない。

※女性セブン2018年1月1日号

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