「太川さんは何より家族や子育てを優先してほしいというタイプ。藤吉さんは出産後しばらく仕事もセーブして家族ファーストでやっていました。息子さんが小学生になった頃かな、藤吉さんが合唱団に入りたいと言いだした。太川さんは反対だったようですが、藤吉さんは“これだけは譲れません”と。彼女も自由が欲しかったのかな、認めてもらったんです。家事の空いた時間や仕事のない日に、歌のレッスンに通うようになりました」(前出・芸能関係者)
会見で、太川は彼女の音楽活動について「快くは思ってなかった(中略)そんなお金を払って来てもらうような歌じゃないんだから」と否定的な発言をしていた。
「息子も死ぬほどかわいい、夫も家事育児を手伝ってくれるし、時折料理まで作ってくれる。だけど、どんどん束縛されていく自分…藤吉さんにとっては歌関係で外に出ることがすごく自由に感じたんでしょうね…。そのうち本格的にライブハウスでのコンサートまで始めた。太川さんは家に帰ってもいつも妻がいない状況に不満を漏らすようになって、歌の活動は控えるように言っていたそうです。何時に帰るのか、誰と連絡を取っているのかと気にするようになっていった」(前出・芸能関係者)
夫が妻の動向を気にするのは当然のこと。しかし藤吉にとってはさらに窮屈が増していったのか。そんな中、出会ったのが不倫相手といわれるテレビ局局員のA氏だったという。
「A氏はバンドメンバーや会場探しから事務所の移籍相談まで一手に引き受けていた。そのうちプライベートの相談もするようになっていったそうです。その心地よさから次第に彼と会う時間の方が増えてしまった。藤吉さんにとって、彼は癒し的な存在だったと思いますよ」(前出・芸能関係者)
不倫は許されることではない。著名人という立場であるなら、騒動に対して謝罪を求められるのも当然のことだろう。一方、あくまで夫婦当人同士の問題でもある。太川が藤吉を怒るのは当然のことながら、もし心から信じる、許すというなら「ウチの妻がお騒がせしてすみません」と言うのにとどめ、あの会見をする必要はなかったのではないか。《藤吉はこれから夫に一生頭が上がらず過ごさなければならないのか》《亭主関白な夫以外に信頼をよせた藤吉はそんなに悪いのか》《もう外出も許可されないんじゃ!?》。ネット上ではそんな意見も少なからず聞こえる。
「でも、太川さん大したものですよ。芸能人夫婦でパートナーが不倫した時、“ウチの人がすみません”と謝れる人がどれだけいますか? 本心はさておき、太川さんがあそこまで会見をしたから、藤吉さんに同情が集まっているんじゃないですか。実際、彼のおかげで事態が収拾したんだと思いますよ」(スポーツ紙記者)
※女性セブン2018年1月4・11日号