「ここ数年の相場の好調により、日本株で運用するファンドは年率20%を超える収益率で人気を集めてきましたが、その分、今回の株安局面で下落が目立ちます。一方で、株が売られれば、リスクヘッジとして債券やREIT(不動産投資信託)などに資金が流入するため、基本的に株とは異なる値動きをする資産を組み入れたファンドも加えておいた方がいいでしょう」

 REITにも有力なものがある。積水ハウス・レジデンシャル投資法人(東証・8973)は、下落率2.2%と、踏みとどまった。株式投資で1億2000万円の資産を築いた「億り人」の坂本彰氏が語る。

「住宅に特化している投信なので、景気や暴落に左右されにくい傾向があります。これが日本株や海外株に投資する投信なら、今回の暴落で“連れ安”となっていたでしょう」

※週刊ポスト2018年3月2日号

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