昨年秋、危機感を持った保護者の提案で、緊急の保護者会が開かれたそうです。“ヤンチャな男の子が数人集まればそうなるのも仕方ない”“新しい先生も大変そうだから、保護者が協力できることはないですか?”というお母さんたちもいましたが、緊急で話し合うにはそれなりの理由もあります。保護者の間には温度差があって、“ウチの子に悪影響がある”と心配している人もいました。保護者会の後、校長も含めて教員全体で“クラスの落ち着きをどう取り戻すか”がかなり真剣に話し合われたと聞いています」(学校関係者)
本誌・女性セブンが取材を進めると、そのクラスの児童には、衆議院議員の小渕優子氏(44才)の息子もいた。文部科学大臣政務官を経験し、教育問題にも取り組んでいた小渕議員に小学校低学年で起こった「学級崩壊」問題について尋ねると、秘書を通じてこう答えた。
「昨秋は選挙で多忙だったこともあり、保護者会には父親が参加しました。男の子同士ならば、ある程度のことが起きるのは仕方ない。子供たちがいろんな経験や知識を得ながら、どうしたら学校生活を楽しく過ごせるのか、学校にすべての責任があるわけでもないので、親も参加して考えていきたいと思っています」
※女性セブン2018年3月22日号