ライフ

「ペットは恋人でなく友達」と思わなくては我々は危険だ!

適切な距離感を保つべし

 福岡県に住む60代女性が猫を飼育していたことが原因で亡くなった。死因は猫や犬から感染する「コリネバクテリウム・ウルセランス感染症」であり、同感染症による国内での死亡例はこれが初めて。ペットなど動物からヒトに感染する「人獣共通感染症」あるいは「動物由来感染症」は、日本国内に数十種類程度存在するといわれる。では、ペットからの感染症を防ぐにはどうすればいいのか。

 みずほ台動物病院の兼島孝院長は「ペットは恋人ではなく、友達として付き合いましょう」と話す。

「友達とは口移しでご飯を食べないし、箸を一緒に使うこともない。ペットも同じです。犬に顔を舐めさせる人もいますが、恋人ならともかく、友達に顔を舐めさせる人はいないでしょう」

 基本は、ペットが口にしたものを口に触れないようにすることだ。

「具体的にいえば、“ケージに入れておくのは可哀相”と、寝室で一緒に寝させる人もいますが、寝ている間に顔を舐められるかもしれないので、夜寝る時だけはケージに入れるようにしてください。

“友達とは同じベッドで寝ない”のと一緒だと考えればいいのです。ペットとふれあう中で、誤って傷つけられることがあるので、定期的に爪を切ったり、咬まないようにしつけることが必要です」(兼島院長)

関連キーワード

関連記事

トピックス

愛子さま
【愛子さま、日赤に就職】想定を大幅に上回る熱心な仕事ぶり ほぼフルタイム出勤で皇室活動と“ダブルワーク”状態
女性セブン
テレビや新聞など、さまざまなメディアが結婚相手・真美子さんに関する特集を行っている
《水原一平ショックを乗り越え》大谷翔平を支える妻・真美子さんのモテすぎ秘話 同級生たちは「寮内の食堂でも熱視線を浴びていた」と証言 人気沸騰にもどかしさも
NEWSポストセブン
嵐について「必ず5人で集まって話をします」と語った大野智
【独占激白】嵐・大野智、活動休止後初めて取材に応じた!「今年に入ってから何度も会ってますよ。招集をかけるのは翔くんかな」
女性セブン
岡田監督
【記事から消えた「お~ん」】阪神・岡田監督が囲み取材再開も、記者の“録音自粛”で「そらそうよ」や関西弁など各紙共通の表現が消滅
NEWSポストセブン
行きつけだった渋谷のクラブと若山容疑者
《那須2遺体》「まっすぐ育ってね」岡田准一からエールも「ハジけた客が多い」渋谷のクラブに首筋タトゥーで出没 元子役俳優が報酬欲しさに死体損壊の転落人生
NEWSポストセブン
イメージカット
「有名人なりすまし広告」の類に“騙されやすい度”をチェックしてみよう
NEWSポストセブン
不倫騒動や事務所からの独立で世間の話題となった広末涼子(時事通信フォト)
《「子供たちのために…」に批判の声》広末涼子、復帰するも立ちはだかる「壁」 ”完全復活”のために今からでも遅くない「記者会見」を開く必要性
NEWSポストセブン
前号で報じた「カラオケ大会で“おひねり営業”」以外にも…(写真/共同通信社)
中条きよし参院議員「金利60%で知人に1000万円」高利貸し 「出資法違反の疑い」との指摘も
NEWSポストセブン
二宮が大河初出演の可能性。「嵐だけはやめない」とも
【全文公開】二宮和也、『光る君へ』で「大河ドラマ初出演」の内幕 NHKに告げた「嵐だけは辞めない」
女性セブン
品川区で移送される若山容疑者と子役時代のプロフィル写真(HPより)
《那須焼損2遺体》大河ドラマで岡田准一と共演の若山耀人容疑者、純粋な笑顔でお茶の間を虜にした元芸能人が犯罪組織の末端となった背景
NEWSポストセブン
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
JR新神戸駅に着いた指定暴力団山口組の篠田建市組長(兵庫県神戸市)
【ケーキのろうそくを一息で吹き消した】六代目山口組機関紙が報じた「司忍組長82歳誕生日会」の一部始終
NEWSポストセブン