ライフ

「不倫彼のタレント妻妊娠」を報道で知った波瑠似女子の落胆

港区女子を襲った事件とは

 有名経営者やタレントといったハイスペック男性を狙う「港区女子」たちは、時として“事件”に遭遇する。それは、自分が付き合っている男性に関するニュースが報じられることだ。「不倫している彼氏の妻」の妊娠をニュースで知ってしまった港区女子・ユナは、どうしたか──現役港区女子の吉川リサコ氏が綴る。

 * * *
 23歳のユナは、ロシア人のハーフ。それだけに色白で、瞳はカラコンでは出せない引き込まれる色だ。女優の波瑠のような見た目で、ムスクの入ったボディクリームが大好き。その独特なユナの匂いと豊かな胸の谷間は、ハイスペを虜にした。

 彼女の狙いは単なる金持ちや高収入サラリーマンではない。有名人が好きなミーハー港区女子だ。ある有名な経営者には、ロエベのアマソナのバッグやエルメスのバーキンなどハイブランドの品をいくつも買わせて、海外旅行にも何度も連れて行ってもらった仲である。

 ある時は、誰もが知る男性アイドルグループのメンバーと飲み、口説かれて一夜をともにした。たった一晩ともにするだけでも生まれてきた甲斐があると思うレベルの、多くの女性が血圧を上げるアイドルである。

 彼女が一時期夢中になっていたのは、これまた有名な経営者のXだった。当時34歳。稲垣吾郎を思わせる目が印象的なイケメン。優しい。マメ。でも妻帯者。しかも妻はタレント。
ユナは、妻の存在を知っていた。

 デートは毎週、お台場の会員制リゾートクラブ、ベイコート。スパをして、ご飯を楽しみ、そのままホテルに泊まる。帰りは必ず3万円をお小遣いとして貰う。そんな生活を半年ほどしたあと、「仕事が忙しいから」と会えない日々が続いた。

 ユナは興味本位で、彼の妻のブログを見た。これまで見ようとも思わなかったのに。

「ご報告」として、ちょうど会えなくなった時期に子供が誕生していた。不倫だと心得てはいたものの、妊娠中の相手にされていた事実に、複雑な心境になり、ユナは彼から距離を置いた。

 しばらくして。ユナは相変わらず港区界隈で有名人と交際していた。しかしXほど楽しく、マメにデートしてくれる男性はいない。そう考えていた矢先、彼からメールが来た。

「ユナ元気してる? 最近思い出して。忘れられなくて。会えないかな?」

関連記事

トピックス

上原多香子の近影が友人らのSNSで投稿されていた(写真は本人のSNSより)
《茶髪で缶ビールを片手に》42歳となった上原多香子、沖縄移住から3年“活動休止状態”の現在「事務所のHPから個人のプロフィールは消えて…」
NEWSポストセブン
ラオス語を学習される愛子さま(2025年11月10日、写真/宮内庁提供)
《愛子さまご愛用の「レトロ可愛い」文房具が爆売れ》お誕生日で“やわらかピンク”ペンをお持ちに…「売り切れで買えない!」にメーカーが回答「出荷数は通常月の約10倍」
NEWSポストセブン
王子から被害を受けたジュフリー氏、若き日のアンドルー王子(時事通信フォト)
《10代少女らが被害に遭った“悪魔の館”写真公開》トランプ政権を悩ませる「エプスタイン事件」という亡霊と“黒い手帳”
NEWSポストセブン
「性的欲求を抑えられなかった」などと供述している団体職員・林信彦容疑者(53)
《保育園で女児に性的暴行疑い》〈(園児から)電話番号付きのチョコレートをもらった〉林信彦容疑者(53)が過去にしていた”ある発言”
NEWSポストセブン
『見えない死神』を上梓した東えりかさん(撮影:野崎慧嗣)
〈あなたの夫は、余命数週間〉原発不明がんで夫を亡くした書評家・東えりかさんが直面した「原因がわからない病」との闘い
NEWSポストセブン
テレ朝本社(共同通信社)
《テレビ朝日本社から転落》規制線とブルーシートで覆われた現場…テレ朝社員は「屋上には天気予報コーナーのスタッフらがいた時間帯だった」
NEWSポストセブン
62歳の誕生日を迎えられた皇后雅子さま(2025年12月3日、写真/宮内庁提供)
《愛子さまのラオスご訪問に「感謝いたします」》皇后雅子さま、62歳に ”お気に入りカラー”ライトブルーのセットアップで天皇陛下とリンクコーデ
NEWSポストセブン
竹内結子さんと中村獅童
《竹内結子さんとの愛息が20歳に…》再婚の中村獅童が家族揃ってテレビに出演、明かしていた揺れる胸中 “子どもたちにゆくゆくは説明したい”との思い
NEWSポストセブン
日本初の女性総理である高市早苗首相(AFP=時事)
《初出馬では“ミニスカ禁止”》高市早苗首相、「女を武器にしている」「体を売っても選挙に出たいか」批判を受けてもこだわった“自分流の華やかファッション”
NEWSポストセブン
「一般企業のスカウトマン」もトライアウトを受ける選手たちに熱視線
《ソニー生命、プルデンシャル生命も》プロ野球トライアウト会場に駆けつけた「一般企業のスカウトマン」 “戦力外選手”に声をかける理由
週刊ポスト
前橋市議会で退職が認められ、報道陣の取材に応じる小川晶市長(時事通信フォト)
《前橋・ラブホ通い詰め問題》「これは小川晶前市長の遺言」市幹部男性X氏が停職6か月で依願退職へ、市長選へ向け自民に危機感「いまも想像以上に小川さん支持が強い」
NEWSポストセブン
割れた窓ガラス
「『ドン!』といきなり大きく速い揺れ」「3.11より怖かった」青森震度6強でドンキは休業・ツリー散乱・バリバリに割れたガラス…取材班が見た「現地のリアル」【青森県東方沖地震】
NEWSポストセブン