野田さんが地元・岐阜に僕を呼んでくれたこともあった。自民党が下野していた2010年に、地元の支援者に向けて、「これからの自民党や政治がどうあるべきか」というテーマの記念講演の依頼でした。
もう離党していたとはいえ、“共産党の元幹部”ですから、地元の幹事会からの反対もあったそうですが、それを説得してまで僕を呼んでくれた。とても意気に感じたことを覚えています。
僕よりちょうど一回り下の年齢でも、セクハラ騒動を起こした僕を色眼鏡で見なかった、人格的にも尊敬できる人。野田さんになら、安心してお願いできる。
※週刊ポスト2018年5月4・11日号