そもそも、記者団に囲まれること自体、大変な緊張を強いられる。加えて雅子さまの場合、過去の会見で言葉尻を取られ、かまびすしい批判が向けられたことがあった。

 今年4月、『女性自身』が《銀婚式「会見」を断固拒否で宮内庁&記者クラブと冷戦再び!》という見出しで、雅子さまがそうした「トラウマ」を理由に、会見を開かれないと報じた。

 たしかに、記者会見は行われなかったが、その理由はまったく別のものだ。

「ご夫妻の結婚記念日と、両陛下の『最後の被災地訪問』の日程が重なっていたことが本当の理由です。16年ぶりに雅子さまの会見が開かれたとなれば、各メディアはその報道で一色になり、両陛下の地方公務への関心が低くなってしまいかねません。

 皇室内には絶対的な序列が存在します。それは、一般の人が考えるような『上下関係』よりも重要視されるものです。両陛下の、しかも最後となる被災地訪問の“裏”で、会見を開くわけにはいかなかったんです。

 今回、文書回答が報道陣に届けられたのは、結婚記念日前日の15時頃。療養期間中、雅子さまの誕生日文書などは、発表予定時刻からずるずる遅れ、夜遅くなることも頻繁にありました。それだけ、文書回答とはいえお考えを出すのはかなりデリケートなこと。今回、例を見ないほど早かったというのは、それだけの余裕があったということです。実際には、雅子さまは会見を行うのに充分な気力も体力も快復されているのではないでしょうか。両陛下との“バッティング”がなければ、会見も実現していたように思われます」(前出・宮内庁関係者)

※女性セブン2018年6月28日号

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