息が上がる、心臓がドキドキする、めまいを覚えるといった自覚症状は分かりやすいが、日常的に脈拍数を意識しているわけではない。だからこそ気づきにくい。
脈拍を測る方法はシンプルなので、まずは自分が不整脈かどうかを調べてみてほしい。右手の人差し指、中指、薬指の3本の腹で、左手首の親指側に触れると、脈拍を感知できるポイントがあるはずだ。1分間に50回以下、もしくは100回以上脈を打っている場合や、リズムに規則性がない場合には、不整脈の可能性がある。
ただし、「脈の不規則さ」には様々なパターンがあり、「自分で測って大丈夫と安心するのも危険です」(同前)という。
※週刊ポスト2018年10月5日号